この本は障害について考える本です。
うさこちゃんのクラスに転校してきた「たれみみくん」。
彼には「ダーン」と言う名前があるのに、みんなはたれみみくんと呼びます。みみが片方垂れているからです。
ある日うさこちゃんはダーンに聞きます。
「たれみみくんって呼ばれるの嫌じゃない?」
「いやだよ。でもぼく、なれてるから」
うさこちゃんはお家に帰って考えます。
そして翌朝早く学校に行き、ダーンが来ないうちにみんなに言います。
「もうたれみみってよぶのはやめよう。きっと嫌だと思うよ」
そう言ったところでダーンが来ました。
みんなは「おはようダーン!」と言いました。
人と違うところをあだ名にするのはよくありませんよね。この本を通して子供と障害について話をしたいなと思いました。