親になって、絶対にしちゃだめ、なんてそんな堅苦しい親になんてなりたくない、自由にのびのび育てたいって、思っていたけれど、、、実際はどうでしょう。ああ、これダメ、それダメ、やっちゃダメ、絶対にね、絶対だからね、、
こんな言葉ばかり。こんなはずじゃあなかったのにね。
しかし子どもだって負けちゃあいない。絶対だめっていうことは、それをしたらわくわくすることが待っているってこと?とばかりに
やってしまう。
ダメってわかっているのに、うーんむずむしちゃう。
そんな気持ちが入り込んだ絵本ですね。
シンプルなボタン、ひとつ。
ダメってわかっているのに、わかってはいるけれど手が出ちゃう。
どうなるの、どうなるのって、いつのまにか絵本の世界にくぎ付けです。
本を振ったり、お腹を撫でたり、もう目の前の出来事のように。
シンプルなのに、なんだか、体が動いちゃうような面白い絵本です。