▼ 絵本とあわせて、贈り物にも自分用にも♪ >>「11ぴきのねこ」グッズはこちら
とらねこ大将と10ぴきののらねこたち。 それがこの絵本の主人公です。
彼らはいつもおなかがペコペコ。 けれど、見つけた魚はいつも11等分。 これじゃあ、お腹いっぱいにはなりません。
そこで11ぴきのねこは、はるか遠い湖までやってきます。 そこには「怪物みたいに大きな魚」がいると言うのです。 11ぴきのねこは、いかだを作り、帆を張り、なわも積んでいざ出発! さあ、どんな魚が出てくるというのでしょう?
馬場のぼるさんの大人気絵本「11ぴきのねこ」シリーズの記念すべき第1作目がこの作品。彼らに名前はなく、ただの「のらねこ」たち。だけどなんて魅力的な主人公たちなのでしょう。「お腹いっぱい食べたい」その思い一つでどんな困難にもニャゴニャゴ―っと一致団結。体を張り、知恵を絞り、作戦を実行していくのです。
さて、11ぴきのねこの前に立ちはだかるのは想像を絶する大きさの怪魚。 まるで歯が立ちません。 だけど、そんなことじゃ諦めきれないのが彼らの持ち味。 思いもよらない作戦を考えつき……。
あっと驚く最後の展開は、この絵本最大のお楽しみ。 読んだ途端に彼らのことを大好きになってしまうのでした。 (シリーズはまだまだ続くのでご安心を)
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
腹ぺこのねこたちは湖にやってきました。大格闘の末、やっと怪魚を生け捕ります。みんなに見せるまでは食べない、と約束したのに…。あっと驚くどんでん返しが大人気。
絵本に興味がない夫。
ふと見ると1人でニヤニヤしながらこの本を読んでいる!
こんな光景を見たことがないので、「どうしたん?」と尋ねると「さっき、読み聞かせをしているの聞いてんけど、最後に魚を食べたって言ってたから、ちょっと読んでみたくなってん」とのこと。
子供も大人も笑える絵本。でも、肝心の息子はこのオチがいまいち分かっていなかったよう・・・。 (ルルルの母さんさん 40代・ママ 男の子3歳)
|