なんて可愛いおばけたちなのでしょう。そして絵本全体がとってもオシャレ!さすが、フランス発の絵本。日本のおばけというと、お寺やお墓がセットでついてきそうですが、こちらの舞台はお城の大広間での晩餐会。あー、やっぱりオシャレ♪
オバケたちが、飲み物を飲んだり、ごちそうを食べたりする度に体の色が変わりますが、全身真っ白なおばけだからこその面白さ!そして、最後の特別メニューは、ほっぺがとろける程の美味しさだから、ほっぺに続いて、全身がとろけて消えちゃったんですね〜、ビックリ!
さて、「なぜ、ここにこんなものが?」という甲冑の微妙な変化に子どもたちは気づくでしょうか?そう、アンリはいったいどこ?ごちそうの出し方から、最後のお茶目なイタズラまで、ぜーんぶ、招待したアンリの計画だったんですよね。
それにしても、ミルクを飲んで最初の白に戻っていたオバケたち。アンリのイタズラが怖すぎて、今度は緑になっちゃいましたよ〜。おばけもおばけみたいなものが怖いのですね!(笑)
前と後ろの見返しも、ストーリーの一部。表紙をめくってすぐから、最後の最後まで楽しめます^^なかよしおばけの可愛いお話、おすすめです。