「だるまちゃんととらのこちゃん」 みんなの声

ペンキ屋のとらのこちゃんの所に遊びに行っただるまちゃん。ペンキでお絵かきがしたかったけど、お父さんの仕事道具はダメだからと泥でペンキを作るなんていいアイデア。やっぱりお絵かき（落書き？）ってみんな大好き。道路でもなんでも描いてるだるまちゃんたちが我が子たちもうらやましそう。ちょっと渋い顔の町行く人たちもいて、どんな展開かなあと、ちょっと心配だったけど、あ、やっぱり怒られる、と思ったらそのセンスが認められた！ペンキ屋さんも大繁盛。いいしごとしたね。

なかよし友達のだるまちゃんとペンキ屋の子供のとらのこちゃん、ある日、土で作った赤と黄色の絵の具であちこちにキレイな模様を描いて遊びます。始めは竹林から、どんどん広がって街中にまで綺麗な模様を描いていきます。町の人達の目にとまり、そこから暇を持て余していたペンキ屋のおとうさんは大忙しの大繁盛！町中きれいな模様でいっぱいになるおはなしです。歌を歌いながら絵を描くだるまちゃんととらのこちゃん、絵を描く楽しさが伝わってきます。息子が絵を描いて遊ぶとき、ついつい描いた絵に何を描いたのかなど尋ねてしまうのですが、楽しんで描いているのに何を描いているとかは別にいいんだな、ノリで描くこともあるんだしとちょっと反省しました。歌いながら、楽しみながら絵を描くって面白いですものね！

大好きなかこさとしさんの絵本です。かこさんに登場するだるまちゃんってかわいい！今回はペンキ屋さんの
とらのこちゃんと、自分たちで作った土のペンキで町中をペイントするお話。そのペイントがあまりにも素敵なので、とらのこちゃんの家のペンキ屋さんにもたくさんの注文があり、本当に町中カラフルなペイントでいっぱいになるという、かこさんらしいユーモアいっぱいのお話です。

子どもの頃大好きだっただるまちゃんシリーズ。
でも４作目のこれは、比較的新しいようで、今回初めて読みました。
１〜３作目に劣らずおもしろかったです。
だるまちゃんとペンキやの息子とらのこちゃん（という響きがまたいいですね）の、スケールの大きなペンキ遊び、遊びというよりは、アートですよね。すご〜く上手なんだもの。
こんな風にダイナミックにペンキ遊びができたら、楽しいでしょうね〜。我が家のおえかき好きの３人の子たちも、うらやましそうでした。
２才５ヶ月の次女には、長すぎるかな〜と思ったけど、最後まで集中して聞いてたのにはびっくり！

絵はそれほどかわいくはないんだけど、このシリーズはほんとに面白いですね。
とらのこちゃんが、ペンキ屋さんの子だったことで、落書き遊びが始まりました。いろいろなところにどんどん描いて・・・怒られるかと思ったら、もっともっとと！おかげで、ペンキ屋さんは大繁盛！
なかなか落書きがほんと上手なんですよね（笑）
子供の好きな絵本の一冊です。

だるまちゃんシリーズは、てんぐちゃん、かみなりちゃん、うさぎちゃんと出ています。絵は古めかしいのに息子には魅力が詰まった絵本のようで大ファンです。
だるまちゃんの友達のとらのこちゃんはペンキ屋さんの息子ですが、遊びからはじめたペンキ塗りが、お父さんの仕事の繁盛のきっかりとなって面白かったです。
作者の加古里子さんは、子供の興味を引きつけるのがとても上手で、いつも感心しています。

だるまちゃんシリーズの第４作目です。だるまちゃんは、ペンキ屋さんの子、とらのこちゃんと、とらの町まちいっぱいにらくがきをします。子どもは「とらのこちゃん」という響きがおもしろいようです。それと「だんだらもよう」もお気に入りです。