3歳4ヶ月の息子に読んでやりました。毎回思いますが、このシリーズは表紙からはその本の中身を想像することができません。今回もまさにそのとおりで、雪の積もった冬のある日、ぐりとぐらのうちに訪れたお客様がまさかサンタさんだとは思いもよらず・・・。
うちの中にお客様の脱いだものが散らかされていて、それを想像するとサンタさんだなーと思えるのですが、はっきりとサンタとは書かれていないのも変わった演出。子どもがそれらを見てサンタかも?と想像できるかどうかはわかりませんが(息子はできませんでした)、でもそういう発想が鍛えられることは確かです。でも、それだけでなくサンタが大事な仕事を前にぐりとぐらのうちでお休みしている、なんてファンタジーなんでしょう?それだけでうきうきしてしまう子どももいるかもしれません。サンタさんが大好きなお子さんなら、オススメですね。