彼の要望で、晩ご飯がカレーライスの日は、寝る前に必ず読む、次の日の晩ご飯がやっぱり煮込んだ翌日がもっとおいしいカレーライスだと、また寝る前に読む。こうして、何度もかえるくんに会えるので、カレカレカレーの鳴き声にも磨きがかかってきたようです。
ターメリック色の表紙を開くと、パラパラまんがー教科書の端にかいてみたことありますよねーみたいな絵で、さすが長新太さんと納得。私のお気に入りのページは、「ごはんは ないけど カレーだけでも おいしいよ。」のぱっくり口を開けているかえる。彼のお気に入りは、やまのうえから ドロドロしたもの、カレーがながれてきて、おおわれていくところ。「からくて のどが ヒリヒリする。」ところでは、池の水を飲めばいいのにといつも思うようです。
読んでクスリと笑ってしまう、長新太ワールド全開の1冊です。