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おはなしのたからばこワイド愛蔵版(22) ふたりでひとり」 みんなの声

おはなしのたからばこワイド愛蔵版(22) ふたりでひとり 噺:桂 文我
絵:石井 聖岳
出版社:フェリシモ出版
税込価格:\1,415
発行日:2010年02月
ISBN:9784894325111
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,894
みんなの声 総数 46
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46件見つかりました

  • シュールで面白い!わっはっは!

    やっぱり落語は面白いですね〜!!

    本物の落語はみたことがないのですが、
    落語絵本をいろいろ読むようになり、
    実によくできているなといつも思います。

    胴を斬られてしまうなんて、シュールすぎる物語ですが、
    胴と足が、それぞれ人格を持って動きだすというありえない設定が、
    ユーモアいっぱいで楽しいです♪

    石井聖岳さんの絵の効果もあって、
    ユーモアさが倍増しています☆

    落語なので、ちゃんとオチもあって、
    楽しい時間を過ごせます!!

    投稿日:2015/12/09

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  • ツッコまずにはいられない!

    これは、子どもが好きな話だろうなと思いました!

    いきなり侍に胴と足を切り離された男は、意外と冷静!
    まず、どうやって家に帰るかを考えます…。

    えぇー!受け入れ早っ!と、素でツッコんでしまいました(笑)

    結末はどうなるのだろう?と思っていたら…まぁーあっさり!
    足は足の方でめちゃ頑張ってるし(笑)

    主人公のポジティブさが潔くて面白く、とても清々しい一冊!
    子どもウケ間違いなしの絵本だと思います!

    投稿日:2015/12/07

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  • おもしろい!

    これ、落語の絵本なんですね。
    文章が長いので、4歳の娘が最後まで聞くのは厳しいと思い、私の方ではしょりながら読みました。
    体が半分に切れてしまうページ。
    それはそれは娘が目を丸くして見ていました。
    でもその後の展開がおもしろかったようで、ずっと大爆笑。
    足だけが動くところなんて笑いが止まらなかったようです。
    もう少し大きくなったら全部の文章をきちんと読んであげたいです。

    投稿日:2015/12/07

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  • ひどい話ですが面白い

    試し切りをしたい侍が、ひどいことに、ふろ上がりの竹さんの胴を切って上下に分かれます。

    でも、大丈夫。

    竹さんはどういうわけか生きています。

    困ったことに上下で連携は取れないので友人に頼んで帰宅し、胴は風呂屋、足は麩踏みを仕事にして働きます。

    疲れたり、おしっこしたりは上下関係しているので、お互い連絡人を立てて伝言するのも面白いです。笑えました。

    投稿日:2015/12/08

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  • 落語みたい

    ある侍が新しい刀を買ったので通行人で試し斬りします。斬られた竹は胴体と足に別れたものの、大丈夫なのです。

    生計をたてていかねばならないので、胴体は風呂屋の番頭、足はお麩屋さんの麩を踏む仕事につかせてもらいます。

    ある日、胴体は、疲れたときは膝のツボをすすめられ、弟(足)に伝言を頼みます。そして足は兄(胴体)におしっこが近くなるから水を飲みすぎるなと伝言を頼みます。

    あり得ない話ですが、面白いと親子で気に入りました。なんだかシュールです。

    しかし侍に罰を与えてほしいものでした。

    投稿日:2015/12/09

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  • 落語の魅力

     体を真っ二つに切られるという とんでもない設定なのに、後からやってくる、このほんわかとした なんとも言えない笑いは、いったいどういうこと?これぞ、「落語」の魅力なのか!と感じました。きっと、落語には少しの「毒」が必要なのですね。「怖さ」「気味悪さ」がその後の あっけらかんとした笑いを引き出します。

     「笑い」を活力にし、生きる力としてきた民衆の知恵、したたかさはすごい。嫌なこと、つらいことがあっても、落語を聞いて「わはは」と笑い、気分転換したら、「また、明日から頑張ろう」と思えるのです。

     そんな落語を伝えてきた落語家、落語ファンの思いは、途切れず 今に伝わっています。そして、「絵本」という新しい形で、また伝わろうとしています。これって、いいな♪と思いました。

     石井聖岳さんの、ちょっと とぼけたような楽しい絵が、この落語の魅力を引き出していて、おすすめの絵本です。

    投稿日:2015/12/08

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  • 石井先生の絵が良かったぁ〜

    落語の楽しさここにあり〜っていう作品ですね。

    おはなしの初めに、エッ?って思いましたが、胴体から真っ二つに切られた竹さんと出会った松さんのおとぼけな応対、お咲さんののんきな様子に大笑い。

    石井先生の絵が良かったぁ〜、このお話にピッタリでした。

    それにしても、一人が二つの職業に就くっていう展開も愉快ですねぇ〜。

    投稿日:2015/12/02

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  • とっても楽しい

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    とても楽しく読めました.刀で切られて胴と足で真っ二つに切られてしまったのに,どこまでも能天気な竹やんには驚きです.そして周りの人たちも,「あらまあ」くらいの反応であまり動じてないところが面白いです.
    こんな目にあったら,私だったら悔しくて悲しくて仕方ないどころかそもそも生きてられるのかどうかもあやしいけれど,この本に出てくる人たちは底抜けに明るくて,見ていて爽快です.
    胴は胴でお風呂屋の番台の仕事につき,足は足で麩を踏む仕事を頑張っていて,一人の体で2つの仕事をこなせるので,なんと効率的なんだとか思ってしまいました.
    ついには足は,おならでしゃべることもできるようになりました.陽気な竹やんとおならでしゃべる足が語り合っている場面を想像するだけで笑えます.

    とんでもない出来事が起こったのに,終始明るくて楽しい,読んでるこちらまで元気になれる絵本でした.

    投稿日:2015/12/09

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  • あっさり受け入れる

    6歳の息子と読みました。
    お侍さんに試し切りされて、上半身と下半身がまっぷたつに分かれてしまった男のお話です。
    体がまっぷたつになってしまったシーンでは、息子はちょっと怖がっていましたが、上半身も下半身も、あっさり受け入れているのを見て、安心できたのか、それからはおはなしを楽しんでいました。ぴょんぴょんと飛び回る足を見て、うれしそうに笑っていました。
    オチは小さい子にはちょっと難しかったようなので、これは小学生くらいに読んだら盛り上がるのだろうと思います。

    投稿日:2015/12/09

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  • ユーモアがありますね

    始めは怖いお話のようにも思いましたが、実際には怖いお話ではなく、ユーモアのある楽しいお話でほっとしました。
    二人で一人、とは上下の体があってこそ一人だということなのですね。
    いくら体は離れていても、心は一つ。
    本当に有ると怖い話ですが、本当にはありえない話なので、そこを上手く面白く表現していて良かったです。

    投稿日:2015/12/05

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