読んだ後、すぐに感想が書ける本もあるのですが、そうでない本もあり、
この絵本に関してどうも言葉にならなくて、何度も読み返しました。
一人ぼっちの魔女が誕生日にケーキ人形を作るのです。ケーキ人形に用事を言いつけて後は食べるばかりになりました。
魔女は愛し方、人との関わり方がわからないのです。
愛されるってどういうことでしょうね。
改めて考えてみるとわかっているようでわからなくなることの一つです。
自分のことを気にかけてくれて、愛情のこもった言葉をかけてくれたり、そのような行動をしてくれたりすること。
愛情だと思ってこちらが接しても相手にとっては迷惑やお節介であることも。
誉めることと同様に、相手が何をしてほしいと思っているのかを普段からよく知ってよく見ていないと。
と、読みながら私はいろいろと考えてしまいましたが、子どもの方はもっとシンプルな受け止め方をしたようです。