人間と友達になりたかった心やさしい赤おに。
でも、人間たちはこわがって誰も遊びにきてくれない。
そんなある日、赤おには、やってきた友達の青おににそのことをうちあける。
それをきいた青おにが、赤おにのためにしてくれたこととは…
私より上の世代の人たちなら、紙芝居でみたりしたことがあるのでは!?
紙芝居を知らない世代の人や、今のこどもたちなら、読み聴かせてもらったかな?
自分よりもだいじな友人・赤おにを思う青おにの気持ちと、
勇気ある行動の純粋さ、いさぎよさ。
ひろすけ童話の代表作、「泣いた赤おに」全文が載ったこの絵本、
私が、ぜひこどもに語り聴かせてあげたいと思う本のひとつです。