自然でも物でも、他人でも自分自身でも、それを深く知るということが、好きになる・大切に思う・愛することにつながるのだと思います。
加古さんはそれをみんなに伝えたいのではないかな。
『だるまちゃん』シリーズや『からすのパンやさん』などに代表されるおはなしと、この本のような「科学」の本は、違うジャンルのようでいて根底にある思いは一緒でしょう。
「あなたも うみをしらべて たんけんして、そして うみを すきになって くださいね。」という最後のメッセージは、「うみ」をいろんなものに置き換えることができるから!
もちろん、内容も大変おもしろく、もっと追求して調べたくなります。
「海って、すごいなぁ〜!」「空も山もそして地球も、人間もきっとすごいんだろうなぁ〜!」