この本を読んだ後、子供に「めがねほしい」と言われて困りました。
「めがねは目がよく見えない人がかけるの。お医者さんとこ行って、お医者さんに『めがねかけなさい』と言われないと作れないんだよ。」と何度言っても
「めがねがほしいよー」と手足ジタバタさせてグズられました。よっぽど「めがねうさぎ」が気に入ったようです。
子供にとってはこわいおばけ。
そのおばけにちっとも気付かないどころか、めがね探しにこき使ってしまう「うさこ」。
そんな「うさこ」になりたいと思ったのかもしれません。
私は子供のころ「めがね女子」でした。当時はめがねをかけると友達にからかわれ、恥ずかしくて嫌なものでした。この本はそんな「めがねっ子」に勇気を与えてくれるかもしれません。そして、「一人一人が違うこと」を認める心を育ててくれるかもしれません。