海外在住で日本の絵本がなかなか買えない中、高評価のものを中身を確認せず購入。読んでみてびっくり。日本はまだこんな物を子供に読ませているなんて悲しい。そしてこの本の気持ち悪さに気づいていない大人が多いことや、それを無意識の時から刷り込まれる子供がいることに悲しい。子育てをしているのはいつもお母さんとは限らない。子供の横にいつもいるのはお母さんとは限らない。その次お父さん「も」ってお父さんは付属品。お父さんとお母さんがいて、まずお母さんが子育てをしていてお父さんはそれに少し参加するだけ、という昔の決めつけを子供に刷り込む本。今は多様性の時代で色んな生き方、在り方があります。保護者が同性カップルもいるし、父子家庭や母子家庭、祖父母などの家庭、保護者が同等に子育てしているカップルもいる。誰 (どんな家庭のどんな立場の人) が読んでも安心して楽しめる本が増えることを期待します。