だちょうのエルフは、強くて優しくて、みんなの人気者でした。
しかしある日、オオカミが襲ってきた時に、仲間の子供たちを守るためにオオカミと戦い、片足を失ってしまいます。
そこから、エルフの苦しい日々が始まりました。
自分の命をかけてまで、仲間のために戦ったエルフ。
それなのに、だんだんと皆に忘れられていく姿が、とても悲しくなります。
それでも、姿格好は変わってしまっても、心の強さや優しさは失わなかったエルフ。
最後に片足でも勇敢にクロヒョウに立ち向かっていく姿には感動しました。
木になったエルフはいつまでもやさしく、みんなを見守ってくれているんでしょうね・・・。
エルフの勇敢さと優しさが心に染みるお話です。