「わんぱくだん」シリーズは小学校低学年頃の子どもたち向けに
描かれたお話しだと思うのですが・・・
今回のおはなしには初っぱなから「サンタさんの存在」について
わんぱくだんの3人が話合うシーンから始まり、
まだまだサンタさんの存在をしっかりと感じて欲しい年齢の
お子さんが読むと、かなりの衝撃が走ってしまうのでは?と
感じました。実際に息子もサンタさんの存在をしっかり感じてますので
「???」と少々困惑顔をしてたのが気になりました。
でも、展開がかわり「子どもたちのよろこぶ姿でパワーをもらう」
ところや絶対にあり得ない、「サンタさんのお手伝い」のシーンは
サンタさんへの憧れをますます強くするものばかりでした。
特に、世界各地からサンタさんへ届いた手紙の山から
自分が書いた手紙を見付けた所など、「オレのもあるかな?」
なんて言いながら絵本を食い入るように
自分の書いた手紙を探している息子が可愛かったり。
そのことを考えると序盤のストーリーはやはり必要だったようですね。
でもでも、「パパがくれるんだぜ」の台詞には困惑気味でしたので
その部分は私たち、親の補足が必要になってくるな〜って
思ったので少々厳しい評価にしました。