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100万回生きたねこ」 みんなの声

100万回生きたねこ 作・絵:佐野 洋子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1977年10月
ISBN:9784061272743
評価スコア 4.62
評価ランキング 3,854
みんなの声 総数 305
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305件見つかりました

  • 100万回読んでも泣ける

    子供の頃から読んできた絵本です。

    100万回読んでも、人生について、愛について、毎回考えさせられる本です。

    良かったね、苦しかったね、と最後はいつも涙でぐちゃぐちゃになります。

    媚びない絵柄もセンス抜群。
    私の中の絵本、第一位です。

    投稿日:2023/04/19

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  • 名作なのでいつか子どもに読んであげようと思っていましたが、小学校低学年の娘にもまだ早かったように思いました。「一度死んでも何度も生き返る」と勘違いしていて、「生き返るんじゃなくて生まれ変わってるんだよ」と話しましたがちょっと難しかったみたいです。前世の記憶を持ったまま生まれ変わっているのでややこしいのかなと思います。最後は大人が読むと感動的ですが子どもには理解ができていないようでした。大人が読む絵本かなと思います。私はこのお話、大好きです。

    投稿日:2022/06/02

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  • またいつか絵本を開いてほしい

    言わずと知れた佐野洋子さんの名作。我が家の本棚にもずっとある絵本です。
    子どもたちにも、小さい頃から読みましたが、「死んじゃうからやだ」と、あまり気に入ってはくれませんでした。
    大人が読むと、大切なものができる喜びや、失いたくないと思う気持ちを感じ、グッとくるのですが……。
    もう少し大きくなって、またこの絵本を開いてくれたら、きっと違う印象を受けてくれるのかなと期待します。

    投稿日:2021/10/31

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  • 普及の名作であり、the大人が読む絵本というイメージもある作品。紹介文にある
    『これははひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば子供もまた楽しむことができるよう。それが絵本の本質であるはずだ。そしてこの作品は絵本の本質を捉えている』

    という言葉があります。

    ちょっとわからないけど、以前読んだ絵本『ぼくを探しに』の後書きにも似たような事が書いてあるのを思い出しました。


    ___________________


    『逆に子供にはこの絵本が示しているような子供の言葉では言い難い複雑な世界が必要なのではないか。その世界を言い表す言葉を探す事、これも子供にとってはmissing pieceを探すことに当たる』

    ぼくを探しに 倉橋由美子訳 あとがき
    ___________________
    .
    『100万回生きたねこ』この絵本は良心的な人・非道な人、関係なくねこは自分以外を好きになれず何度も何度も”生まれては死んで”を繰り返してきて、ある日、1匹の猫に出会いはじめて自分以外の他者を愛することができたねこのお話。

    誰かを愛することができず100万回死んでは生き返ったねこが、初めて愛する猫が現れて、初めて愛する猫が死んで、死を悲しみ、自分も死に、生き返ることがなかった。

    誰も愛せなかったねこは、100万回生きてても死んでるようなものだったのかな??

    鬼滅の刃の煉獄さんのことばに
    .

    __________

    ”老いることも死ぬことも 人間という儚い生き物の美しさだ 老いるからこそ死に、だからこそ 堪らなく愛おしく 尊いのだ”

    __________

    という言葉があるけど、ねこは
    生きること=死ぬことの尊さを知らなかったから本当の意味で死ねずにいたのかもしれない。
    生きること、死ぬことの尊さを知れたから成仏という意味で死ねたんじゃないかな。そう考えたらねこは実体のある幽霊みたいなものだったのかな、と考えたし、ハッピーエンドとは言い切れないけど良いお話なのではないかな????

    あまり決定的な答えがある作品ではないので
    解釈は人それぞれ違いそうでいろんな人の感想をみるのが楽しそうな作品です。

    佐野洋子先生は超超有名な絵本作家先生なので他作品もまた見てみたいと思います??

    投稿日:2021/09/23

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  • たったひとりだけでいい

    ちくちくして苦手な言葉、「キライ」。
    その言葉がお話の前半では並ぶので、ねこが生きるごとに傷を深めているようで不憫になる。
    けれどそんなねこが、最後には愛を与えることを知り、死にゆく。
    だから、悲しいけれども幸せな気持ちで読み終えた。

    人生を豊かにするものは生きる長さや経験ではない。
    たったひとりでもいいから、愛を与えられるかどうかだ−

    ねこが伝えてくれた大切なこと、人生の折に触れて何度も噛みしめたいものだ。

    …と、余韻に浸る親を脇目に、子供は「死んじゃったんだね」とのこと。
    物事に色をつけず、事実をそのまま受け止める子供の心はまっすぐで素敵だ。

    投稿日:2021/06/25

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  • 100万回生きたねこを読みました。このお話を知ったのは何年も前ですが、あらためて読むと、永遠の命題を追求していて、とても感動しました。これはねこを通して愛するとは何か、人生とは何かについてしっかり考えさせてくれます。ほんとに素晴らしいお話だと思います。

    投稿日:2021/02/11

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  •  「ゆるやかに崩壊していった家庭を営みながら」と後年エッセイで綴った佐野洋子さんは、自身の代名詞ともなったこの絵本をわずか15分で書き上げたという。
     そうして出来上がった絵本は1977年に刊行、その3年後の80年に最初の夫と離婚することになる。
     そして、この絵本はロングセラーとなり、刊行から半世紀近く経った今も読み継がれている。

     佐野さんはどうしてこの作品を書いたのでしょうか。
     100万回も生き死にを繰り返したねこが最後には「けっして」生き返らなくなる。それは、愛する妻を失ったからです。
     佐野さんにとって、壊れていく家庭はまだ生き返ることのあるものだった、ここでは死ねないという思いだったのかもしれません。

     この絵本が多くの人に愛されているのは、多くの人にとって、今はまだ100万回の生き死にの途中だからです。
     まだ本当に愛するものに出会っていない、そんな思いと、もしかしたら亡くなった人もこのねこと同じように生き死にを繰り返して自分のところにやってくるのではないかという、そんな思い。
     だからこそ、この本は何度読んでもいろんな表情をして読者を受け入れてくれるような気がします。

     そして、佐野洋子という絵本作家もまたこの絵本を通じて生き続けるのです。

    投稿日:2021/01/17

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  • 生きることの尊さを考えさせられる。

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    自分が死んだ時泣いてくれたのに、自分は1度も泣いたことがなかった。そして100万回生き返った。誰のモノでもない、野良になった時、好きなネコができた。自分以外を、初めて好きになった瞬間だった。心から愛する者と出会えて、初めて生きることの尊さを知ったのではないでしょうか。とても良い絵本です。

    投稿日:2020/12/31

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  • 大人向けの絵本

    子どものときに出会った絵本ですが、いまいち意味がわからなかった記憶があります。よい本だということは知っていましたが、大人になって、いろんなことを経験したり感じてきたからこそこの絵本の深さを感じたのだと思います。大切にしたいものがいるからこその意味の深さ、子どもはわからなくても読む価値はあると思います。

    投稿日:2020/06/11

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  • 猫の絵本であって猫の絵本でない

    感想:結婚のお祝いにいただいた絵本ですが、子供に読み聞かせ始めたのは1歳になってから。

    それでも1ページ読み終わる前にペラペラページをめくってしまって最後まで読めたのは2歳になってから。

    きっと娘は表紙をみて【猫の本】だと思って持ってくるけど、読んでみると【猫の本】ではないとおもうのだと思います。

    私自身、はじめてみる絵本ではないはずなのに、命や愛の深いお話だと読み聞かせをして初めて気づきました。

    現在3歳、気付いてもらえる時まで、気長に読み進めていきたいとおもいます。

    ページ数:30

    文字数:多め

    投稿日:2020/05/13

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