電話がすきな息子に。
ねこのちゃっくのおうちに電話がつきました。
ちゃっくが森のみんなに電話番号を知らせると
いっぱい電話がかかってきて・・・
いまどき珍しくなった黒電話が登場。
今は携帯電話で当たり前のようにいつでもどこでも
電話できるけれど、昔はこんな風に家の電話を待つと
いう事ってよくありました。
色んなお友達と、ちゃっくがお話している時の楽しそうなこと!
何気ない会話から、離れたともだちと繋がる嬉しさが
伝わってくるようです。
息子にはまだわかりませんが、もうすこし大きくなったら
当たり前すぎて、気付かないけれど、
こんな時代もあったんだよ、
と息子に伝えたいですね。
そして、最後のお星様からの電話
ちゃっくが電話でお話して終わりではなく、
お母さんにお話した後の
「お母さんもお話してみたかったわ」というセリフ。
子どもの思いを受け止めている終わり方には感動しました。
ページをめくるたびに、
色紙のかけらをちりばめたような
いもとようこさんの可愛らしい絵も
魅力的な温かさあふれる絵本です。