2歳8か月の車好きの息子に図書館で借りました。これで2度目。
ストーリーは動物消防隊の1日の活動内容。
今日から消防士となるヘラジカくんと動物たちの奮闘ぶりが描かれます。
そして、ほのぼのするストーリーです。
最後のヘラジカ君のツノの使い方は、ナイスアイディアだと思いました。
意外にも消防隊のことがていねいに書かれています。
消防署にはどんな部屋があるか、さまざまな道具の説明、
2班に分かれて仕事をすること、消防活動以外の仕事内容、休憩や食事のことetc.…。
外国のものではありますが、これで日本の消防署のことも大分わかるようになるでしょう。
絵がソフトでかわいくて、細かくていねいに描かれています。
囲みのように、ちょっとした消防に関する知識やエピソードがあったり、
コマ割のような箇所があったり、表現にも変化があります。
町中の俯瞰図のような見開きページも、とてもよかった。
息子は、最初に借りたときより、喜んで何度も読み返していました。
ホースを数人で抱えないと、ふりまわされてしまうことや
キリンの頭からガラゴが降りられないシーンに、かなり興味をもっていました。
2か月くらい前に一度借りたのですが、すごくくいつきがちがっておもしろかったです。
絵もストーリーもていねいな作りでおすすめの1冊です。