ユーモアのセンス抜群の斉藤洋さんと田中六大さんの絵本です。
おもしろくないはずがありません。
電車好きの息子は、もちろん食いつきましたが、「しょうがっこうへいこう」や「じてんしゃにのろう」も大好き。このシリーズは息子が3〜4歳のとき、どれも繰り返し読みました。
電車に乗っておじいちゃんを迎えに行くのですが、間違い探し、迷路、時計、など毎回毎回クイズやゲームが登場します。
「電車のなかでやってはいけないこと」は、網棚に寝ていたり、つり革を吊り輪のようにしていたり、通路に寝転がっていたりと、見るからにダメなこと。3歳児にも簡単な問題で親子で大笑い。
「本当の駅員さんはどれでしょう」も、同様。不正解が宇宙人だったりネコだったり。
幼児に問題を解かせることを目的にしているのではなく、幼児を楽しませること、笑わせることを一番に考えているように思います。
真剣に考える問題のある絵本なんて、3歳児には不要です。楽しいが一番。笑いのある読み聞かせの時間って素敵です。