たろうがらすとじろうがらす。本当に無邪気に雪の中を遊ぶ姿が何だか自分の子供が雪が降って舞い上がってはしゃいでいる姿と重なってしまいました。
子供の好奇心って本当に凄いですよね。親に何を言われても好奇心が先に突っ走ってしまうんですよね。怪我をしてしまったり風邪を引いてしまったり。。。親にしてみればハラハラドキドキなのですが、確かに好奇心は成長のあかしなのかもしれません。好奇心が無ければ何も知らずに育ってしまうかもしれません。
この絵本はたろうがらすとじろうがらすが雪の中で遊んで風邪を引いてしまい親に怒られたりしますが、ちゃんと親は温かく見守って居てあげて、私も見習わないと。と思ってしまいました。
好奇心がいっぱいで何でもしてしまう、何でもやりたがってしまうのが子供。でもそれを親が心配だからと止めてしまっては何にもならないんですよね。病気酷いけがをしなければ、少々風邪を引いてしまっても少々かすり傷を負ってしまっても大丈夫なのかもしれませんね。
自分が子供の頃はきっとこんな風にたろうがらすやじろうがらすのように風邪を引いてしまっても雪の中で大遊びしていたんだと思います。その時親ははきっと相当心配したり、いい加減にしなさいと怒っていたかもしれませんね。
この絵本を子供達と読んでいると、もっと自由に思い切り遊ばせてあげるのも子供たちのためなのかも。と思いました。親にとってはこの絵本は育児において色々な事に気付かせてくれて、子供達にはとっても楽しくワクワクする1冊だと思いました。
とても素敵な絵と文章で本当に楽しめる1冊です。プレゼントにはもちろん、毎日の読み聞かせにもピッタリな1冊だともいます。お子さんはきっとこの絵本が大好きになってくれると思います。お勧めです。