「しろくまきょうだいのセイウチまつり」 大人が読んだ みんなの声

セイウチまつりってなんだろう、とタイトルにひかれて読んでみました。勝手におまつりにいったしろくまの兄弟のお話は、ほっこりと心あたたまります。そして、なんといっても絵が素敵！　しろくまたちの表情、住んでいるお家、まわりの景色、おまつりの様子もすごく魅力的で見入ってしまいました。

しろくまの兄弟は　セイウチまつりを楽しみにしています

セイウチのくしやきや　わたあめ　りんごのあめ　楽しそうなお祭りなんですが・・・・・　
セイウチまつり？　なぜこんな名前のお祭りなのかなあ？

妹が熱で　お母さんはお祭りは行けないといったけれど・・・・諦められず　　二人で出かけます
遠いところみたいです　　　二人だから　力合わせていけたのですね
しろくまたちのお祭りですね　屋台も出て　楽しそう

でも・・・・　お母さんに黙って出かけたのです
心細くて・・・　お母さんに叱られるかと思ったら　お母さんは抱きしめてくれました
「おかあさん　ごめんなさい！」　涙流して謝ります
お母さんも　どんなにか心配したことでしょう！
「よかった！　ぶじで　よかった！」

しろくまたちの　二人の冒険談ですね

子育て中だとよくあるエピソードです。

一番下のきょうだいが熱を出して
イベントに行けなくなって
上の子は、あきらめきれずに自力でイベントへ・・。
帰り道、心細いし、遅くなったしで怒られると思っていたのに
帰り着いたらお母さんは「よかった！無事で！！」

今なら
その母の気持ちがとてもよくわかります。

しろくまだからワンオペ育児みたいで
お父さんは出てきません。
おかあさん、
小さい子熱出してて
お兄ちゃんたちいなくなってて
それはそれは心配したでしょう。
無事でよかった！！

母の気持ちを代弁したくなる一冊です。