リーサはおばあちゃんが出かけるために、村では夏至まつりだというのに、行くことが出来ません。しかし、夏至の精のおかげでリーサの姿は見えないけれど、花たちの動く様子が見えるようになります。
忙しそうな準備、お客様の行列、素晴らしい歌、ドキドキの展開、静かな幕閉じ、リーサと一緒にすっかりおまつりの世界に夢中になります。
6歳の娘はページをめくる度に
「いいなあ、かわいいなぁ」
と花の衣装に夢中でした。自分のお姫様のドレスをかくときに、絵本を並べていました。右半分がカラーで、左半分が線描なので、塗り絵をしたくなります。
歌の部分はそうしても詩の朗読のようになってしまうので、アニメーションとかでメロディーをつけた作品として発表してほしいなあ。