3歳の娘と読みました。
横で8歳の息子もオブザーバー参加。
つい数ヶ月前に生まれて初めての「えんそく」なるものを
体験した娘は、
「わたしはえんそく、いったことあるもんねー。」と
登場人物のおばけたちに対して、ちょっぴり先輩目線だったようです。
みんなでわいわいがやがや移動して、
あつまって楽しくおべんと食べて、
思いっきり遊んだら帰路につく。
そのときの楽しさが再現されているようで、
娘の眼はキラキラしていました。
一方の私と息子は
「やみしろっぷって、なに・・・?」
「あんまりおいしそうに見えないよね」なんて、ちょっとダメだし。
3歳の娘ほど純粋に楽しめない私たちは、
眼が曇っているのだろうか、ちょっと反省されられた一冊でもありました。
【事務局注:このレビューは、「おばけのえんそく」 こどものとも年中向き 2012年7月号刊行 に寄せられたものです。】