聾学校に通うお兄さんクマのゴンタと
その弟のカンタ…のお話。
学校間の交流でゴンタが カンタの学校を訪れた夜。
「今日はごめんな。カンタの学校に行ってしまって…」
ゴンタがカンタに掛けたこの言葉…
なんともいえない気持ちにさせられました。
ゴンタが 自分の存在を 弟に(申し訳ない)と思っているなんて…。
でも…お話の途中で
運動が得意で ケンカが強いお兄ちゃん…とか
絵がとっても上手いお兄ちゃん
そして 勉強も 僕よりずっと頑張るお兄ちゃん…って
ゴンタを認める場面が出できてホッとしたりもしました。
聾学校の教諭 細谷佳子さんが後書きに記した言葉にとっても共感しました。
是非 手にとって読んでみてください。