シベリアンハスキーのじんぺいは、そのコワイ見た目から、
ゆうたくんとのお散歩の時、いろんな人にいろんなことを言われます。
かっこいいね、かわいいね、かしこそうね、という褒め言葉の時はゆうたくんも嬉しそうな表情をしています。
でも、「コワイ」、「怒ってるの」、などと嬉しくない言葉を掛けられるとゆうたくんは悲しそうな顔になっています。
展開はシンプルでストーリーも短いのですが
こんな風に、
色んな人のいろんな言葉が、言われた人の心、気持ちを様々に変えるんだ、ということが学べるような気がします。
コレを読んで、自分は人を悲しませるような発言はしないようにしたいな、と思えるし、
また、最後に、犬のじんぺいが、ゆうたくんに言う台詞、
「ゆうた、ひとのいうことなんかきにするな。おれはおれだ」という言葉がかっこよく、そして力強くゆうたくんを励ましてくれるところがイイです!