アフリカのケニアに住む女の子のお話です。
ハンダは、友達のアケヨと一緒にいなくっためんどりを探しますが、途中で他のいろいろな生き物に出会います。ひらひらチョウチョ、しましまネズミ、ちいさいトカゲ・・・。出会った生き物の数は一つずつ増えていきます。このことがきちんと絵で表されているので、読んでもらっている子どもたちは数えて確認することができ、ストーリーを追いながら数も学ぶことができます。
また、肌の色や住まい、周りにいる生き物など、自分たちとは異なる暮らしぶり描かれているので、子どもたちは絵本を通して異文化を知ることができますね。ページをめくることによって時間や空間を飛び越えて、視野を広げることができる「絵本の力」を改めて感じました。
同じ子どもたちがでてくる「ハンダのびっくりプレゼント」と併せて読むといいと思います。