山田詩子さんの、「トルテのピンクケーキ」を孫が大好きなようこおばさんからプレゼントしてもらった作者の作品に出会えてとても嬉しかったです。孫の為に懸命に選んだようこおばさんの笑顔が目に浮かびます。きつねが、「あとで分けてあげるから。」にちょっと不安げになった私ですが、自分の情けない思いに気づき反省することになりました。
お手伝いをしてくれる仲間にきちんとわけてあげるきつねさんに、「ご
めんなさい。」と私も謝りました。硬くて食べられないパンを何度も試みながら最後まで諦めないでみんなと食べられたのが一番嬉しかったのだと思いました。女の子のパンは今度は上手く美味しいパンが出来上がったか気になるところです。ぶたさんの帽子を被ってくわのみを摘んでいる裏表紙のきつねさんのワクワクした顔がとてもよかったです。みんなで一緒にやる愉しみを知ることができて本当によかったです!