夏休みの自由研究に、庭で自分の国を作ってしまった少年のお話です。
とっても便利な草を、ジュースにしたり根を食べたり油をとったりして
ウエズレーは暮らしていくのです。それもこれもウエズレーの発想力・創造力あってのことですよね。
うちの子も少しユニークなところがあります。親としては複雑な思いでこのお話を読みました。
肝心のその長男ですが、ウエズレーの国に興味津々で、油はどうやってとるのかとか、ウエズレーの字は誰が読めるのかとか、服はどうすると作れるのなどなど、
自分の国を作るというテーマに、とても興味を持ったようです。子供には自分だけの国と言うのは魅力的なのかもしれません。
まずは自分に自信を持つことが大切。そして創造することはすばらしいことなんだよ。それが人を惹きつける原動力になってるのだと、
子供がこの本から読み取ってくれるといいなあと思いました。
夏の日差しの中、植物に囲まれた様子が生き生きと描かれていて
親子でウエズレーの国を堪能しました。そして個性と受け入れると言うことについて、色々考えました。