図鑑を選ぶのって、結構悩むんです、わたし。
ずっと持っていたいし、一冊買うと結構出費もありますし(笑)
だからこの図鑑をみて、思った事を率直に書こうと思います。図鑑選びの参考までに。
写真だと細かい特徴がつかみにくい場合がある、だからイラスト。という点には納得です。が、それで『本物に忠実なイラスト』という触れ込みで図鑑を出すなら、あきびんご氏の『味わい深い』イラストを使う必要があるのでしょうか?
『大きさ・重さの概念についても興味をもってもらえるよう、大きさと重さを表記』ということですが、数字を羅列しても小さな子どもには入って行きません。では少し大きな子供向け??いやいや、「はじめての」なんだよなあ・・・。
『ものとその名前を認識することは、子どもの世界を大きく広げます』
たしかに。しかし、図鑑に初めて接するような乳幼児に、この膨大な量の動物の名前を、あいうえお順に羅列する意味はあるのでしょうか。
このくらいの量の動物に興味を持てる子なら、わたしだったらどこに生息しているかとか、どんな暮らしをしているのかとか、そちらをカバーできる図鑑を与えたいです。
もしも、家庭で何種類も図鑑を所蔵して楽しみたい、というなら、こういった少しくせのある図鑑も面白いかと思います。