松岡享子さんと長新太さんでまだ読んだことがない本だと思って借りてきたのですが、
この本、すごいです。
「あ」というタイトルでは文頭が「あ」から始まる言葉でナンセンスなストーリーが展開していきます。
それぞれの言葉の響きも楽しめて、同じ言葉はあまり使われていない上に、ストーリーにもなっていると。
それが五十音順であるんですよ。
とてもすごいことだと思いませんか。
長さんの絵もこのナンセンスなスートリーにぴったりです。
読み聞かせしていると、早口言葉のようにすべりがよくて、どんどん調子づいて、あっという間に終わってしまいました。
松岡さんの言葉のセンスの良さが光るこの作品。
こんな作品もあったんですね。
松岡さん、多才な方だなあと改めて思いました。