一目で気に入り借りてきました。
五十嵐先生は、お祭りや縁日に興味を持ち全国各地を旅行した方だそうです。
この絵本も、全国各地を取材された数多くスケッチされた中から一部を選び一冊にしたものだそうです。
奥付に、各ページの取材地名も載っています。
私の幼い頃は、こういうお店が、ちょっと小路を曲がるとありました。
金物屋さん、酒屋さん、時計屋さん、おもちゃ屋さん、、釣具屋さん、金魚やさん、お焼き屋さん、端切れやさん、本屋さん、自転車屋さん、駄菓子屋さん、鰻屋さん、呉服屋さん、あっ、瀬戸物屋さんもありました。
数え上げたらきりがありません。
どの店構えも私の記憶にあるお店と似ています。
時代を感じさせる、通行人の服装や携行品、暖簾、幟にため息が出てきます。
写真とは異なる、人の息づかいの感じられる建物の魅力が絵から伝わってきます。
まったくもって、タイムスリップしてしまった気持ちです。
絶版になっていないですよね。
「母の日」に私の母にプレゼントしようと思います。