という文章で最後は終わります。盲導犬ドリーナの誕生からパピーウォーカーとの生活・別れ、訓練所での厳しい訓練、パートナーとの出会い・・・・それらが写真を解説する形で淡々と書き進められています。淡々としているのに、読み終わった後は感動を覚えます。事実だけが書かれているからこそ、そこに映し出されているドリーナとドリーナをとりまく人々の善意、使命感、真摯な姿、喜びにあふれた表情が写真を通して伝わって来るのです。低学年に読み聞かせをしましたら、いつもと違う写真絵本ということもあり盲導犬をより身近に感じたようで、食い入るように見入ってくれました。