マリオ・ラモと言えば「ママ」「さかさま さかさま」を初めとして、一発ギャク的なオチが秀逸なフランスの人気絵本。
物語は、
「ねんねだよ、ちびかいじゅう!
にげるな、まてえーっ!」
とパパが息子を追いかけているシーンで始まります。
もちろん、ちび怪獣とは息子のこと。
言いえて妙とは、このことと言いたいパパ・ママが多くいることでしょう。
ちび怪獣は、あの手この手を使っては、時間稼ぎ。
この姿って、万国共通なのが笑えます。
ただ、違うのは、日本では、親子は川の字になって寝ることが多いのに対して、子供一人で寝かし付けるという点。
国によって違うようですが、日本では、この川の字で寝るという行為は、中々変らない気がします。
最後はやはり、マリオ・ラモらしいオチのある終わり方で、成る程こう来たかという感じでした。
ちび怪獣に悩まされているパパ・ママは勿論、今、正にちび怪獣となって暴れているお子さんにも、オススメの作品です。
きっと、誰しもが共感できることと思います。