中学年読み聞かせのお勧め本の1冊だけど、内容知らず。
同じコンビの『モチモチの木』は小3の国語の教科書に載っていて、
まずは自分が読んでみたいと思ってました。
(同じコンビの『花さき山』は私が好きな絵本なのでモチモチの木の後に息子に個人的に読みきかせ済)
読んで読後感が思ったより良かったので小4息子に読んでみたら、
思った以上に気に入ったみたい。
版画含めて9年の歳月が掛った事に半日村のお話と重なりました。「山がなければ」の親のつぶやきに
息子の一平が地道に山を切り崩す。
初めは馬鹿にしてた周りの子供や大人達も一平の熱意に
つい協力したくなるような気がしてくる。
強制じゃなくて、何となく周りが協力するようになった過程も好きです☆
コツコツと地道な話なんだけど、
「〜なっちまった」などの語りが声にだすと
思った以上に気分良く読め、
読み聞かせ向きの絵本だなーと勝手に思ってしまいました。
後日、小4息子クラスにて読み聞かせ。
扉ページの絵(版画)に「豆太(モチモチの木の主人公)だ!」
と最前列の男子。
前に習った教科書の絵柄と同じって事で興味を持って集中して聞いてくれたようです。
このコンビの絵本、私が知ってる中で『花さき山』と互角で好きな絵本になりました。
絵本ナビで他の方が絶賛されてる感想が多いのですが、納得の1冊です。