くもかいじゅう。読みすすめるうちに、「野菜のきらいな男の子」を食べるというところになって、息子の顔から血の色がひきました(笑)。子どもが読むと、ほんとにくもかいじゅうというものがいて、こうやって男の子を食べにやってくるって思っちゃうんでしょうね。子どもだけでなく、親までこわがっているので、おかしかったです。
とってもこわい印象のくもかいじゅうですが、最後はなんだか、かわいらしい。最後までこわいままだと、ホラー絵本になっちゃいそうですね。
子どもが言うことをきかなかったら、「くもかいじゅう」がくるよ!って言っちゃったり。親にとっては、くもかいじゅうを味方にすることもできるなあなんて、都合のいいことを考えてしまいました。