山下明生が好きな私が図書館で借りてきた本です。息子は、内容的に難しかったのかほとんど興味を示しませんでした。
野球チームに入っているワタルが、レギュラーを目指して、海で素振りをしています。すると、小さな男の子がワタルの練習を手伝ってくれます。
海に向かって素振りをするのは気持ちがいいだろうし、壮大な感じがしました。
ファンタジーの要素が強い作品で、私は気に入りました。山下明生は、いつもながら海の作品が多く、海のことを丁寧に描く作家だと思いました。
野球少年や野球好きなお子さんが共感できる内容だと思います。