夜の学校ってなんだか異様に怖かったのを思い出しました。
みんなが帰って静かで暗いこどもえんの中は、つとむくんとたくくんにとって、かなりスリリングな探検になったでしょうね。
冷静に考えれば、怖いものではなく、実はコレだったんだぁというわけなのですが、最後の台所のシーンのものしか正体は明かされず、それまでにみた光や影は、なんだか語られないまま絵本は終わっています。
大人には、正体は分かるでしょうが、子どもだけで読んでも分からないでしょうね。
実際、うちの娘(当時年中さん)も、「光はナンだったの?」と聞いて、正体を教えてあげたらやっとほっと安心してました。
絵本の中の二人も、今だに分からないままの、恐怖の思い出になっていることでしょうね。
幼稚園や保育園に通う、男の子におすすめの本です。
【事務局注:このレビューは、「くらやみえんのたんけん」こどものとも に寄せられたものです。】