ある日突然くぎに変身できるようになったことに気付いたうさぎのソロモン。
始めは家族を驚かせたりと楽しんでいたのだけど
命の危険にさらされることになります。
スタイグ氏の作品は『ロバのシルベスター〜』や『ものいうほね』とか奇想天外のお話が多いですね。
絵本のお話と言ってもちょっと長い。
けれど子どもの気持ちをつかんで離さない展開が良いですね。
このソロモンのお話はロバのシルベスターのお話にちょっと似ているかなと思ったけど
シルベスターよりは文章の言い回しが簡単で
面白いし、ハラハラドキドキの場面もあって
読み聞かせに良さそうだと思いました。
これは≪新訳≫ということですが≪旧訳≫も読んで比べて見たいなあと思いました。