No.6で何かに招かれるように紫苑とネズミが内部に入れますが、そこにいた沙布に何か違和感があります。どんな姿になったかと思っていたのですが意外にいつもどおり、、、。でも実はそれは幻。おそらく脳だけになった沙布がエリウリアスとともに何かをたくらんでいます。紫苑が始めてネズミを疑ったり、楊眠が市民を煽動して死なせたり、、、、いろいろ動揺のある巻です。最後、イヌカシとネズミの呼吸が通じるか?!どきどきしながら読んでしまいます。
楊眠の気持ちも分かるけれど、自分ならどうするか?このシリーズだと、いつもそう考えさせられる本です。自由や、政治や、公的なものについて振り返る良い本です。