丘の上の大きな木の下に、ずっと一人で住んでいた大きいオオカミが、ちいさいオオカミと知り合い、二人でいる嬉しさや喜びを意識するようになりました。散歩に出かけた大きいオオカミは、何度も何度もちいさいオオカミを振り返り確認して安心しながら行くのですが、帰ってみるとちいさいオオカミがいなくなっていました。あえなくなってちいさいオオカミが愛しく思いいつまでも待ち続ける大きいオオカミの気持ちが切なく伝わってきました。再会した時の喜びに、胸キューンとなりました。お互いが相思相愛だったのがよかったです。それから、二人は、いつまでも一緒!なんだか素敵なお話なので、心が寂しくなったときには、読みたい絵本です。