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ぷっくり ぽっこり

ぷっくり ぽっこり(偕成社)

穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!

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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版

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星モグラサンジ

その他の方・40代・群馬県、男12歳 男10歳

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星モグラサンジさんの声

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なかなかよいと思う ふくらんだほっぺ  投稿日:2004/05/12
まほうのあめだま
まほうのあめだま 作: 安房 直子
絵: いもと ようこ

出版社: 佼成出版社
みほこちゃんと白ネコのチローは大の仲良し。
でも、お別れの時が…。ネコの飼えないアパートに引っ越してしまうことになったからです。
近所のおばあちゃんに引き取られたチローは、さびしくて、みほこちゃんに会いたくて、元気がありません。
そんなチローに、おばあさんは「まほうのあめだま」をくれました。あまくって、すーっとするそのあめ玉は、なんと、空を飛べるようになるものだったのです。
チローは、空にふわりと浮かんで、みほこちゃんの住む町へ…。

いもとようこさんの絵なので、だいたいどんな雰囲気かわかると思いますが、ホントにネコが愛らしいです。
あめ玉を口にいれて、プクッとほっぺがふくらんだチロー、もうネコ好きにはたまりません!
見開きの絵も、とってもすてき。(夕焼け空にいろんな形の動物の雲)

離れていても、心はつながってるよね、チロー。
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自信を持っておすすめしたい よかったね、ブルンミ  投稿日:2004/05/12
ブルンミのたんじょうび
ブルンミのたんじょうび 文・絵: マレーク・ベロニカ
訳: 羽仁 協子

出版社: 風濤社
友達のアンニパンニは、今日はとっても変。
何かの支度をしてるのだけれど、尋ねても返ってくるのは「ひ・み・つ・よ」の言葉だけ。
ぼくは、だんだん悲しくなってきちゃった。もう、うちを出て行こうとしたとき、アンニパンニが呼びました。「お誕生日おめでとう!」…びっくりパーティだったのです。

ページをくるごとに、ブルンミのつのる不安が、よ〜く伝わってきます。大好きなともだちだからこそ、冷たくされると胸が痛くなるような寂しさを感じるんだろうな。

もらった赤い自動車にのり、黄色のチューリップをもったブルンミ、とってもかわいいです。
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なかなかよいと思う しゃっくりの止め方は万国共通?  投稿日:2004/04/27
キツネのしゃっくり
キツネのしゃっくり 作・絵: ニック・バトワース
訳: ゆきたけのりこ

出版社: 金の星社
パーシーとゆかいななかまたちシリーズの一冊です。
ソーダを飲んでる最中に笑ったせいで、しゃっくりが出て止まらなくなってしまったキツネは、友達のパーシーの家を訪ね、しゃっくりの止め方を教えてもらおうとします。でも、干してあるシーツにひっかかるわ、たるに頭をつっこむわ…。おまけにユウレイに間違えられてしまうし!

ドジなキツネに優しい言葉をかけるパーシーさんに、ほっと胸の中があたたかくなります。しゃっくりの止め方はやっぱり「ビックリ」が一番の薬なんですね。
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自信を持っておすすめしたい タイトルからして…!  投稿日:2004/04/26
いまいましい石
いまいましい石 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 村上 春樹

出版社: 河出書房新社
オールズバーグの本はしっとりとしていいなぁと思っていた矢先、この本に出会って…。真っ先に「呪縛」という言葉が浮かびました。
 地図にない島で見つけた不思議な石、優秀な船員達を異形に変えてしまいます。一人正気である船長の孤独感が手に取るように。航海日誌の形で進むお話は、冷静であろうとする船長の必死の抵抗をより強く表し、こちらにまで底知れぬ恐ろしさを共有せよといわんばかりです。

 小さい子どもさんには、難しいかも。むしろポンと飛んで高校生あたりではどうでしょう。きっと、この世界に心奪われると思います。
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自信を持っておすすめしたい いちまい上手のママ  投稿日:2004/04/21
いったでしょ
いったでしょ 作・絵: 五味 太郎
出版社: 偕成社
先を歩くママと、少しおくれて歩く子馬ちゃん。
道ばたのあぶないものを、ママは教えてくれるのだけど・・子馬ちゃんは必ずハマるのです。   ママはひとこと「いったでしょ」

「おちますよ」  『おちた!』  「いったでしょ」
「すべりますよ」 『すべった!』 「いったでしょ」

ひとしきり繰り返した後、楽しいひとひねりが。これが最高なんですよ。うちのこどもたち、思わず「うひゃっ!!」と笑顔でした。「お母さん」は、これくらい懐がひろくなくっちゃだめだな。すぐ怒ってしまう日常を思い出し・・・ちょっと反省。
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なかなかよいと思う チョコレートは恋に似てる  投稿日:2004/04/17
チョコレートをたべたさかな
チョコレートをたべたさかな 作・絵: みやざき ひろかず
出版社: BL出版
初めて食べたチョコレートに、サカナは身も心もとりこになってしまいます。その甘さ、おいしさに「からだじゅうの ちからが ぬけてしまう」ほど。このあたり、恋に似ているなぁ・・・。

うちの9才の子どもは、だまって読んでいましたが、サカナにとって6回目の冬の場面で、手が止まっていました。ただシンプルに「ぼくは しんだ」とだけあるのが、かえってストレートに心に届いたんだと思います。

命は巡る・・・。小さな命にもいろんなドラマが、なんていうと大げさですが、この短い1冊に十分こめられて、あまりあると思いました。
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自信を持っておすすめしたい 私も行ってみたい「ふゆじたくのおみせ」  投稿日:2004/04/17
ふゆじたくのおみせ
ふゆじたくのおみせ 作・絵: ふくざわゆみこ
出版社: 福音館書店
「おおきなクマさんとちいさなヤマネくん」シリーズの2作目。

「ふゆじたくのおみせ」開店のお便りをみて、クマさんとヤマネくんは、早速買い物へ。
森のみんなもやってきました。りすの夫婦があるじのお店には、楽しく冬を過ごすためのすてきな物がいっぱい!クマさんとヤマネくんは、お互いに欲しい物を見つけます。
 お金の代わりのドングリをさがしに、さぁ 森の中へ。ところが、あと1こ、どうしてもドングリが見つからないクマさんとヤマネくん。
 二人の欲しい物は手にはいるかな。

 深まりゆく森の秋が、茶色をベースに丁寧に描かれて、めくるのが惜しいほどです。お店に並んでいる商品の魅力的なこと。やっと数がそろったドングリを持っていったのに、お店はすでに売り切れ閉店!へなへなとすわりこむクマさんの表情に、こちらまで胸が痛くなりそうです。

 ここまで思い合える友達がいていいな。秋深い日に、ココアでも飲みながら、子どもと楽しみたいです。
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自信を持っておすすめしたい 我が家の兄弟ならどうなる?  投稿日:2004/04/16
ザスーラ
ザスーラ 作・絵: クリス・ヴァン・オールズバーグ
訳: 金原 瑞人

出版社: ほるぷ出版
全ページ白黒。なのに、すごい説得力。
緻密な描写とウルトラ級の奇想天外なストーリーが絶妙にマッチしています。
「ジュマンジ」の続編と言うことで、ゲームのプレイヤーがまたまた異次元に放り込まれてしまうんだなと察しましたが、それが宇宙空間だなんて!!

うちの子どもたちは、ダニーが「重力増大」でビーチボールみたいに縮んでしまったところが大好き。ロボットが迫ってくるところもお気に入りです。

兄が「やめとけって。一度やったことがあるんだ」と弟を制し、キャッチボールに誘うお話の最後の場面、肩を組み合った兄弟の後ろ姿がいいなぁ。
・・・冒険は、子どもをちょっぴり大人にするのです。
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なかなかよいと思う お勤め先は動物園  投稿日:2004/04/16
バルボンさんのおでかけ
バルボンさんのおでかけ 作・絵: とよた かずひこ
出版社: アリス館
バルボンさんシリーズの一冊目。

ポシェットを下げたバルボンさんがバスに乗って出勤します。途中で合う子どもたち、奥さんたち、バスの運転手さんもみんなバルボンさんと、あいさつを交わします。(バルボンさんは、言葉遣いがとてもきれいなんですよ)
 ワニがつり革につかまるのって、やっぱりこうでなくちゃね。
バスの中で居眠りしたって大丈夫、降りる停留所はみんなが知っていて起こしてくれるんです。
バルボンさん、今日も一日張り切ってお仕事しましょうね。小さい子どもたちがリュックを背負ってきましたよ。
「ガガガオーン」
動物園に勤務という発想がスゴイ!
2冊目、3冊目へ進むと、バルボンさんの私生活が明らかに。ぜひ続けて読んでみてください。
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自信を持っておすすめしたい ハンモックにのるクジラ  投稿日:2004/04/16
海のやくそく
海のやくそく 作: 山下 明生
絵: しまだ・しほ

出版社: 佼成出版社
北の海から南へと旅するおじいさんクジラ。
ある秋の日、長い糸をおしりからのばし、風に乗ってやってきたのは小さな飛行グモでした。クジラを島と間違えたのです。
 「おいおい、そこは島ではないぞ。ワシの頭だ」
がっかりするクモに、南の島へ連れて行ってやるとクジラは約束します。
 旅の間、クモは優雅に過ごします。クジラのおなかの下に集まる魚たち、月明かりに光る海を泳ぐクジラのむれ・・・すばらしい景色を見て、やがて南の島へ。
 クモは、お礼にハンモックと本をプレゼントすると言い残し、飛び立っていきました。
やがて、何年か過ぎたある年、クジラは見覚えのある島を訪れます。そこには、光る糸できたおおきなハンモックがありました。よく見ると、その糸は・・・。

しずかなお話です。心がほっとします。
「あぁ、いきてるって いいもんだ!」私がクジラならやっぱり同じことを言うでしょう。
水彩絵の具でおおらかに描かれた絵と穏やかなクジラ像がぴたりと合って、心地よいです。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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