新刊
どうぶつのわかっていること・わかっていないこと

どうぶつのわかっていること・わかっていないこと(小学館集英社プロダクション)

「答えのない問いに向き合う力」をはぐくむ新感覚の絵本

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ほがみ

ママ・30代・、男3歳

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ほがみさんの声

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自信を持っておすすめしたい いじらしいお父さんの気持ちににっこり  投稿日:2004/07/20
だるまちゃんとてんぐちゃん
だるまちゃんとてんぐちゃん 作・絵: 加古 里子
出版社: 福音館書店
ちいさなだるまちゃんは、お友達のてんぐちゃんが持っているうちわや下駄などがうらやましくて、欲しくてたまりません。おうちへ帰ってお父さんのだるまどんにそう言うと、だるまどんは家中をひっくり返して、何とかだるまちゃんの要望に応えてあげようと頑張ります。その頑張りがとんちんかんでおかしくて、なんと言っても「てんぐちゃんのような赤い鼻が欲しい」に、きれいな花を用意してしまうところで最高潮に盛り上がります。ここで子供も大笑い!でも、だるまどんは本当に真剣なんですよね。
親はついつい、子供の言うことを何でも聞いてしまいがちですが、それは日頃子供と真剣に向き合う時間の少なさの後ろめたさがあるようにも思います。とりあえず、言うことを聞いていれば間違いないだろう、みたいな。でも、それは本当は子供のためでも何でもない、親の自己満足でしかないんだ、ということを気付かせてくれます。子供はそう簡単に侮れる存在ではありません。その証拠に、だるまどんが真剣ながらもとんちんかんな対応をするたびに、だるまちゃんは自分でいろいろ工夫して、自分が欲しいと思ったものをつくって行きます。だるまどんの頑張りは本当にいじらしいばかりで、わが身を反省しつつ、だるまちゃんのバイタリティーに感動します。
子供も、欲しいものは買ってもらうばかりじゃなくて、だるまちゃんみたいにつくらなくっちゃね、と言ってくれるようになりました。
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自信を持っておすすめしたい 鼻の穴が大きくなっちゃう!  投稿日:2004/07/15
はなをほじほじいいきもち
はなをほじほじいいきもち 作・絵: ダニエラ・クロート-フリッシュ
訳: たかはし ようこ

出版社: 偕成社
小さな頃、鼻に指をつっこんでほじほじしていると、母がこう言って止めました。いま、息子がそうしていると同じように止めている自分がいます(ついでに、「はい、元に戻して」とキュッキュとつまんでしまいますが)。子供って(大人も?!)鼻をほじほじするの、好きですよね。大人が汚いって思ってしまう鼻くそやうんち、おしっこの話をするのが本当に好きだな、とほとほとあきれながら感心してしまいます。そんな気持ちのど真ん中にヒットしたのがこの本です。女の子でも「お行儀悪い」だなんて言わないで、気持ちよくほじほじしてもらいたいと思います。絵もとても凝っていて面白いです。ぞうくん、かえるくん、ねずみちゃん、それぞれの家のインテリアは必見!です。うちもぞうくんのおうちみたいにしたいな、と密かに思っています。
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自信を持っておすすめしたい わくわく、どきどき、も仲間と一緒なら  投稿日:2004/07/15
しましまゼビーキャンプにいく
しましまゼビーキャンプにいく 作: ブライアン パターソン
訳: ほむらひろし

出版社: 岩波書店
絵がちょっとマンガちっくなので、私は乗り気ではなかったのですが、息子がどうしても、というので読んでみました。そうしたら!とっても楽しかったです。「しましまゼビー」は知る限りでは他に2冊あるのですが、どれも子供の冒険心をくすぐるお話になっています。この「キャンプにいく」も、その題名のとおり、ゼビーがおばさんからプレゼントされたテントを持ってキャンプに行くのですが、最初は勇んで行ったものの、やっぱり怖いですよね、暗がりって。何がいるわけでもないのに、何かいそうで……。暗がりの中でゼビーが出会ったものは読んでのお楽しみですが、最後はほーっと温かい気持ちになれます。やっぱり仲間っていいですね。
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なかなかよいと思う 犬のサイレン?  投稿日:2004/07/15
ウーウーかんた
ウーウーかんた 作・絵: 中村まさあき
出版社: 文化出版局
消防車が大、大、だぁい好きな息子。図書館に行く途中の消防署で、いつも消防車を眺めたり撫でたりしながら、消防士のおじさんに「乗ってもいいよ」と声をかけてもらうのを楽しみにしています。そんな息子が「ボクもかんたになりたい!」。消防車が出動するたびに遠吠えをしては怒られていたかんたが、サイレンが壊れた消防車に、サイレン代わりとして乗り込み、火事場に出動するところは手に汗握る瞬間です。消防車に乗りたい息子としては、かんたの代わりに自分が乗りたいところですが、果たしてかんたのように上手に遠吠えすることができるかどうか……。少し小さな子供には字が多いかな、と思いましたし、途中でちょっとストーリーがだれたように感じるところはありましたが、最後は一気に読み終わりました。きっと今日もかんたは「緊急、出動!」しているんでしょうね。
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自信を持っておすすめしたい 弾ける色!色!色!  投稿日:2004/07/01
トラックくんまってたよ
トラックくんまってたよ 作・絵: マイケル・グレイニエツ
出版社: ポプラ社
息子が0歳時のときに、あまりにカラフルな色使いに惹かれて思わず購入しました。どの場面も「ここにこんな色を使うのか」と思わず感動してしまうくらいきれいですが、中でも最後のトラックくんは本当にきれいです。息子はといえば、トラックくんが坂道を登ったり下りたり、どろんこになったり、ガタゴトしたり(トラックくんの顔がとてもユニークです)、とシンプルながらも動きがあるのに夢中でした。ぜひ膝の上にお子さんを乗せて、ガタゴトしながら読むことをお勧めします。
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なかなかよいと思う トラック大好き!  投稿日:2004/07/01
トラックくんどこいくの?
トラックくんどこいくの? 作・絵: マイケル・グレイニエツ
出版社: ポプラ社
「トラックくん まってたよ」もそうですが、色使いがとてもユニークできれいです。しかも、こちらはトラックくんがいろいろなものを運んでいくのですが、その運んで行く様子をいろいろな角度から見せてくれるのがユニークで、トラックくんの重そうな様子や大忙しの様子がリアルです。また、音の表現も楽しいですね。小さなお子さんが楽しめると思います。
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自信を持っておすすめしたい 細部まで凝った美しい絵本です  投稿日:2004/06/29
月と少年
月と少年 作・絵: エリック・ピュイバレ
訳: 中井 珠子

出版社: アシェット婦人画報社
ザモレオンにティモレオン、マルゴー等々、名前が子供にはちょっと難しいかな、と思いましたが、そんな心配は杞憂でした。夜空が本当に美しい色合いで描かれていますし、登場人物もとても魅力的な風貌(特におもちゃ屋さんの帽子に注目!)です。ティモレオンが「月に向かってしゅっぱぁつ!」と叫ぶところは、子供も本当に真剣に見ていました。ティモレオンが無事、みんなの協力を得て月のみちかけ屋さんになれた後、夜空を見ていた息子が一言。「ボクもみちかけ屋さんになれるかなぁ?」。このごろは月を見るたび、「みちかけ屋さん、どこかな」と探しています。
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自信を持っておすすめしたい あーこりゃ、たっこんたっこん  投稿日:2004/06/29
ぶたさんちのばんごはん
ぶたさんちのばんごはん 作・絵: 渡辺 有一
出版社: 佼成出版社
ぶたさんの親子が魚釣りに行きます。「赤くてでっかいのこーい!」と叫んでいたら、なんと、鯛ではなくてタコの親子が釣れてしまいます。そこで教えてもらったのがタコ踊り。その節がとても楽しくてリズミカルで、読んでいる方も聞いている方も大笑い!このタコ踊り見たさ(聞きたさ?)に何度も何度も読んで、とせがまれました。タコ踊りの箇所だけではなく、文全体がリズミカルでテンポよく読み進めることができますし、絵も色使いがとてもポップで楽しめる1冊です。読み終わった後、きっとお子さんがタコ踊りを披露してくれること、間違いなし!です。
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【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

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