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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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MAYUMI

ママ・60代・大阪府

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MAYUMIさんの声

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自信を持っておすすめしたい 遠足のバスの中は大騒ぎ  投稿日:2007/01/20
とらっくとらっくとらっく
とらっくとらっくとらっく 作: 渡辺 茂男
絵: 山本 忠敬

出版社: 福音館書店
 遠足のバスの中、出発したらすぐこの絵本を取り出して読む。
ブルドーザー・パワーシャベル・タンクローリーなど、
男の子の大好きな乗り物が次々登場。
遠足のバスの中と言う事もあり、興奮気味。
絵本の中のトラックと一緒にスピード・アップしていく。
読み終わると自然に、窓から外を眺めて、
絵本に出てきた《乗り物探し競争》になる。
その内、
「あれ『けいてきならせ』だよね!」
「『すべるから、気をつけて』あった!」
など、交通標識にも興味が膨らむ。
不思議な事に、
普段乗り物に興味を示さないおしゃまさんの女の子も、
「あっ、タンクローリーだ。」
などと楽しそう。
その後、この絵本は、
女の子の中でも人気で、
傍らで、つばを飛ばさんばかりに《乗り物解説》に夢中の男の子の姿も・・・。
男女平等参画絵本・・・かな・・・?
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自信を持っておすすめしたい マンセ!マンセ!  投稿日:2007/01/18
山になった巨人 白頭山ものがたり
山になった巨人 白頭山ものがたり 作: リュウ・チェスウ
絵: イサンクム
訳: 松居 直

出版社: 福音館書店
 今でも朝鮮の人々に心からあがめられ、
親しまれている「白頭山」という山がどうやってできたのか・・・というお話です。
凛とした力強さが全編に流れています。
そこに、この作者の人生に対する姿勢を感じます。
ハラハラドキドキする物語の展開と骨太のタッチの絵が、
ダイナミックな世界を描き出しています。
「マンセ!」とは「ばんざい!」という意味ですが、
「マンセ!白頭山」の歓声が、人々の心の祈りのようです。

  あななたちが しいたげられ うめくとき
  わたしは めざめる
  そのとき ともに うたおう
  朝鮮のよあけを

朝鮮の人々は、国に災いが来る時、
白頭山が再び目覚める事を固く信じているという・・・。
真に雄大で力強く、しかも、心温まるお話だと思う。 
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自信を持っておすすめしたい ねこVSバッタ  投稿日:2007/01/18
ひとつたくさん
ひとつたくさん 作・絵: 長野 博一
出版社: 福音館書店
 表紙の
「いいものみつけたぞ!」と言いたげな猫と、
「見つかったか・・・」とばつの悪そうな顔のバッタがユニークで、
なにか始まりそうなムードを感じさせてくれる。
そして、いかにもいたずらそうな猫が、
バッタを追いかけて、二匹のレースがスタートする。
逃げるバッタ、追いかける猫の、
それぞれのとぼけた表情が楽しく描かれている。
バッタが逃げる先にはリンゴやお皿の障害物が・・・。
ひとつ・たくさんの繰り返しで、
数をカウントする構成も、ひと工夫あっていい。
猫の側にたったり、バッタの側にたったりと、
二匹のバトルを楽しめる愉快な絵本だ。
ところで、猫とバッタの勝負の結末は・・・?
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自信を持っておすすめしたい 踊る食材?!  投稿日:2007/01/15
きゅうりさんととまとさんとたまごさん
きゅうりさんととまとさんとたまごさん 作: 松谷 みよ子
絵: ひらやま えいぞう

出版社: 童心社
 表紙で踊る野菜達。
タイトルそのままの新鮮なきゅうり&とまと&たまご。
何だかわからないけれど楽しそうです。
身体をゆっさゆっさ、るんるんるん・・・って感じです。
【あかちゃんのおいしい本】というから、
『しろくまくんのホットケーキ』みたいな内容かな
と思ったら・・・まったくのハズレ!
三人(?)が靴に乗って、
すいすいちゃぷちゃぷ・・・です。
何で??・・・想定外の展開。
だけど、言葉の響きがとっても楽しくて癖になりそうです。
親しみやすい絵と言葉の音を楽しみましょう。
今夜の夕食には、
トマトとキュウリとタマゴでサラダでも作ろう・・・っと。
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自信を持っておすすめしたい お月さまが毎晩みてるものは・・・・!?  投稿日:2007/01/13
お月さまのさんぽ
お月さまのさんぽ 作・絵: ブライアン・ワイルドスミス
訳: わたなべ ひさよ

出版社: らくだ出版
 色彩の魔術師・ワイルドスミスの本領発揮といった作品です。
【絵を読んでいく事】の大切さを改めて感じさせてくれます。
町や村は、家などは赤や緑・青などの濃淡で描かれ、
キラキラ輝くプリズムのような感じが素敵です。
森は同じ様な色を使っていても、落ち着いた印象で、
絵の全体がパッチワークみたいです。

自慢屋の太陽と、
どことなくおどけたような三日月のお月さまが、
対照的に描かれていてお話としても楽しめます。

「僕には見えないものはない。」と、自慢する太陽に対して、
「いいえ、あるは。あなたが一度も見たことがなくて、
 私が毎晩見ているもの。」と、お月さま。
さて、それは?
最後のページでは、
「わたしが毎晩みてるもの」とお月さまとの対比が鮮やかで、
【絵を読んだ】という満足感に浸れます。
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自信を持っておすすめしたい 「あっため返し」  投稿日:2007/01/12
さるじぞうほいほい
さるじぞうほいほい 作: 大川 悦生
絵: 梅田 俊作

出版社: ポプラ社
 一つの昔話を繰り返し語る事を
「あっため返し」というそうだ。(紹介文より)
まさに、この絵本は、何度でも読んで欲しい民話だ。

猿達に地蔵様と間違えられたじいさまは、
山のお堂に運ばれる事になる。
猿達の運び方がユニークで楽しく、まるでお祭り気分だ。
 『♪さるの しりぺたぬらしても
   地蔵のしりはぬらすなよ♪』
の歌の愉快な事・・・耳から離れなくて困ってしまう!
猿達の掛け合いがコミカルで、これまた楽しい気分を盛り上げてくれる。

気が良くて朗らかなじいさまと、
陽気でヤンチャな野生の猿達との、
楽しい場面が続き、子どもと達と一緒に、
笑って読める民話だ。
そして、お決まりの隣のじいさまも登場。
さて、その結末は・・・?!
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自信を持っておすすめしたい 幸せのかえでさとうのかたまり  投稿日:2007/01/11
おおきくなりすぎたくま
おおきくなりすぎたくま 作・絵: リンド・ワード
訳: 渡辺 茂男

出版社: ほるぷ出版
 この次はどうなるんだろう・・・
と胸をときめかせて読み進める絵本です。
少年ジョニーとくまの心の動きが、
画面から伝わってきます。
セピア色の落ち着いた色合いも、物語に深みを出しているように思います。

ドンドン大きくなって、村にいられなくなり、
森でお別れをするのだけれど、
一度ならず二度、三度と帰ってきてしまうくま。
そのくまがだんだん大きく画面に現われて・・・。
鉄砲を肩に森へ向かうジョニーの後ろ姿と、
以前と同じ様に散歩を楽しんでいる様に見えるくまの後ろ姿が、
とても印象的です。
何より、「かえでさとうのかたまり」に感謝です。
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自信を持っておすすめしたい 本当の言葉は心を動かす。  投稿日:2007/01/11
きつねのおきゃくさま
きつねのおきゃくさま 作: あまん きみこ
絵: 二俣 英五郎

出版社: サンリード
 はらぺこきつねはやせたひよこを太らせたから食べようと、
自分の家に連れて帰って一緒に生活することに・・・。
ひよこは、住処のないあひるややせたうさぎを、
きつねの家に連れてくる。
ひよこ達の言葉に、いい気持ちになって、
変わっていくきつねの心の流れが読み取れて嬉しくなる。
「やさしいお兄さん」
「やさしい親切なお兄さん」・・・と、
今まで誰にも言われた事のない言葉が、
きつねの心を、
本当に『優しくて親切なきつね』に変えていく様が、
ひよこ達の後をつけていく時、
木の陰から見ているきつねの視線から読み取れるように
絵の中にうまく描かれている。
「かみさまみたいなおにいさん」
と言われた時のきつねの表情が、心に残る。
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自信を持っておすすめしたい やまぼうずの遊び歌  投稿日:2007/01/11
あんけらこんけらさんたろう
あんけらこんけらさんたろう 作・絵: 梶山 俊夫
出版社: 佼成出版社
「島ひきおに」「こんこんさまにさしあげそうろう」
などをてがける梶山俊夫さんの絵が、昔話の世界に引き込んでくれます。

『あんけらこんけら』とは、
おっちょこよいの怠け者で、どうにもこうにもしょうのないやつの事だそうです。
まさに、さんたろうは『あんけらこんけら』な性格です。
薬師寺のお堂の中で昼寝をしながらぼんやりと聞いた、
子ども達が歌う遊び歌をヒントに、
西山の山坊主に化けて、村人を脅かそうとして、
かえって自分が恐い思いをするというお話。
初めて、夜どうしした仕事が、
村人を驚かすための準備だなんて、飽きれるばかりですね。
遊び歌をまねて、サトイモの葉っぱを抜き取って顔に張り付けたり、
カラスウリを身体に巻きつけたりするさんたろうは、
本当にばかばかしくて笑ってしまいます。
おまけに、村人たちを脅かすどころか、
赤松の木の天辺で眠ってしまうのだから、憎めないキャラクターといえるでしょう。
遊び歌にのっとって進行する展開は、楽しくてユニークな感覚です。
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自信を持っておすすめしたい 氷の山と緑の島  投稿日:2007/01/11
しろくまくん、どこへ?
しろくまくん、どこへ? 作・絵: ハンス・ド・ビア
訳: 矢川 澄子

出版社: 童話屋
 表紙のやさしい絵にひかれてページをめくると、
いかにもやんちゃそうな、好奇心いっぱいの白くまの子どもが現われます。
小さな白くまのラルスは、ふとした事から、
今まで見たこともない緑の島に流れ着いてしまいます。
そこで、親切なカバのヒッポと出会い、初めての体験をします。

表紙から裏表紙まで、色の美しさに魅了されます。
一枚一枚の絵を見るだけでも、楽しめます。
ラルスの後ろ姿の毛並みは、
柔らかくふんわりした感じで、
思わず触ってみたくなります。

オオワシやオルカに助けられて、無事に氷の山に帰ってきたラルク
「ほんとに、しろいものはいないのかい、ひとつも?」
と、驚くお父さんの白くまに、
自分の冒険を話すラルクは、ちょっぴり得意げですね。
だって、お父さんも知らない事を、いっぱい体験したのだから・・・!
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