新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

TOP500

MAYUMI

ママ・60代・大阪府

  • Line

MAYUMIさんの声

334件中 81 〜 90件目最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい ボストンで実際にあったお話  投稿日:2007/01/28
かもさんおとおり
かもさんおとおり 作・絵: ロバート・マックロスキー
訳: 渡辺 茂男

出版社: 福音館書店
 日本でも、かるがもの親子のお引越しが、
マスコミで報道されて、大騒ぎになった事がありますね。
このお話の舞台はボストンの町。
六十年以上も前の作品なのに、
自然や生き物に対する温かいまなざしは、
今も変わらず共感できます。
ボストンの町の人達の、大らかで快活な様子は好感がもて、
驚きながらも優しい表情で、
かも達の横断を見守っている様子がとても微笑ましいですね。
また、この作品は、ボストンの街並みをとても生き生き描きだしていて、
あたかもそこにいるような錯覚に陥ります。
とくに、議事堂の上から見た頁は、
かものように、空の上から、
下の街を見下ろすような視点で描かれているので、
自分もかもと一緒に飛んでいるような気がしてきます。
躍動感みなぎる絵本です。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 隣の芝生が青く見える年頃にぴったり。  投稿日:2007/01/28
トムのしっぽ
トムのしっぽ 作: リンダ・ジェニングス
絵: ティム・ワーンズ
訳: せな あいこ

出版社: アスラン書房
 子ぶたのトムは、自分のしっぽが嫌い。
くるんとまるまって、
輪ゴムみたいで「ばっかみたい!」と、
いつも文句ばかり。
農場の仲間たちも飽き飽きしてきて・・。。
その時、トムが憧れる馬のハンニバルが、ある提案を・・・。

まんまるでポチャとしたトムが、
転んだり飛ばされたりする様子は、
いたずら盛りの子どものようだ。
その様子が、キュートに、
そしてユーモアたっぷりに描かれている。
うんざりしながらも、トムに協力している農場の仲間達。
気のいい仲間に囲まれて幸せな環境で、
のびのび育った子ぶたのトム。
みんなのおかげで願いがかなったけれど、
またまたトラブルが・・・。
何でもかんでも他人ものがよくみえて、
欲しくなる子どもの心理を、愉快に描いている。
終始画面に登場している青色の蝶は、
懲りないトムのやんちゃぶりを楽しんでいる様にも見える。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 特大の楽しさ!  投稿日:2007/01/28
ピッツァぼうや
ピッツァぼうや 作・絵: ウィリアム・スタイグ
訳: 木坂 涼

出版社: らんか社
ご機嫌ななめのピートを「材料」に、
お父さんがピッツァっをこしらえる。
そのピッツァが予想外・想定外の手順で作られ、驚いてしまう。
掛け値なしに楽しめて、ユニークさ抜群!!
脂のかわりの水・小麦粉のかわりの・・・・・・など、
「なるほど!」と感心する発想が、次々に飛び出す。
素敵なのは、この両親。
楽しみながらピッツァ職人に成りきるお父さんと、
それを、すました顔でしっかりアシストするお母さん。
シンプルなが画面から、
この家族の愛情パワーが溢れてくるようだ。
きっと、坊やの心も、ほかほかだろう!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい モデルは姪っ子?  投稿日:2007/01/26
オリビア
オリビア 作・絵: イアン・ファルコナー
訳: 谷川 俊太郎

出版社: あすなろ書房
 ある年のクリスマスに、
姪っ子にお話を作ってあげようと思った事が発端・・というこの絵本。
セラー襟の赤い服を着た人間っぽいブタが表紙に・・。
彼女の名前はオリビア。
いかにも、何かしでかしてくれそうな立ち姿に、
大いに期待をもってしまう。
思ったとおり、オリビアは画面のなかを、所狭しと飛び回る。
その表情や動作のひとつひとつが、
踊るように生き生きとしていて、
もしかしたら、人間よりも人間っぽい(?)かも!
とてもシンプルな色使いが、
かえってオリビア自信を際立たせているようだ。
発想力が豊かで、テコでも動かない頑固さ・・・
それでいて乙女チックな女の子。
なんてチャーミングなんだろう!!
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 「ブルーナ・ショック」  投稿日:2007/01/26
子どもがはじめてであう絵本 1 セット
作・絵: ディック・ブルーナ
訳: 石井 桃子

出版社: 福音館書店
 このキャラクターを知らない人はいない・・
といっても過言ではありませんね。
私自信も、まだ絵本にかかわる前から、
「ちいさなうさこちゃん」など大好きで、
時々開いては読んでいました。
でも、内心『これくらいの絵本なら私にも描けるかな』などと、
恐ろしい事を考えていた時期があります。
なんと言う若気の至りでしょうか。
このシンプルな絵本のなかに、
数々の作者の思い入れが詰まっていたなんて!!

《ブルーナカラー》と呼ばれる6つの色・12画面の構成・
正面向きの絵・正方形の小型版・
シンプルなストーリー・韻をふんだ言葉・・・・等等。
あらためて読み直してみると、
なぜこんなにひき付けられるのか・・納得します。
この出来事を、私の中では、「ブルーナ・ショック」とよんでいます。
私が絵本にのめり込むきっかけをつくってくれました。
《子どもがはじめてであう絵本》というシリーズ名がつけられていますが、
良質のこの絵本に、
それこそ生まれて初めて出会うことのできる赤ちゃんは、最高に幸せですね。
もちろん、わが娘達も、この絵本からスタート。
ブルーナと松谷みよ子の作品で絵本デビューしました。
ぜひ、赤ちゃんを膝の上にのせて、読んであげてほしいシリーズです。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 目と脳の間に何かが起こる!  投稿日:2007/01/25
こんにちは あかぎつね!
こんにちは あかぎつね! 作・絵: エリック・カール
訳: さの ようこ

出版社: 偕成社
 表紙には、緑のきつねと「・・・あかぎつね」のタイトル。
カエルのぼうやの誕生日にやってくるお客のきつねや蝶、
ねこたちがみんな少し変だ。
緑なのに赤ぎつね・黄色なのに紫の蝶・青なのにオレンジのねこ・・・。
これは、絵本の可能性を追求し続けるエリック・カールならではの発想で、
ゲーテの色彩論に基づいた反対色(補色)を取り入れた作品だ。
ゆっくり落ち着いてみていくと、
「みえる」・「みえる」・・赤ぎつねに、紫の蝶。
ちょっと驚きだ。
これは単に、「ゲーテの色の輪」の理解を深める科学絵本ではなく、
ストーリーがあるので、一度チャレンジしてうまく見れなかった子も
完全燃焼できないまでもそれなりに楽しめる。
一枚一枚の絵を、少し時間をかけて観る事がポイントだ。
もしかすると、科学や物理の世界への一歩となるかも・・・。
小さい時にこんな絵本にであえていたら、
もう少し理科的分野に興味がもてたかなァ・・・私も・・・?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 子ねこのはじめての冒険  投稿日:2007/01/25
ちいさなねこ
ちいさなねこ 作: 石井 桃子
絵: 横内 襄

出版社: 福音館書店
小さなねこが、母親の見ていない間に、
一人で外に飛び出して、何度か危険な目にあいます。
子どもに捕まったり、車にひかれそうになるたびに、
読んでいる方も、ハラハラさせられます。
子ねこの冒険は、幼い子どものは身近に感じられ、
自分が子ねこになったように思えるようです。
絵もリアルで迫力があり、
子ねこの不安な様子や可愛さ、
対して、母親の力強さがよく描かれています。
最後に、母親に助けられ、
無事にい家に帰ってこれた事にホッとするでしょう。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 頭脳ゲームのしかけ絵本  投稿日:2007/01/25
おつかいどきどき
おつかいどきどき 作: 木村 裕一
絵: 田中 四郎

出版社: 偕成社
 風邪をひいたお母さんの代わりに、
子だぬきのポンタが一人でお買い物に行くことに。
ストーリーをおっていく中に、
迷路ゲーム・字解きゲーム・しりとり・なぞなぞといった、
子どもが好きな遊びが工夫されている。
早口ことばには、結構真剣になってしまう。
ページのあちこちに《しかけ》があるのも楽しみだ。
ポンタと一緒に、ひとつひとつ問題を解決していく面白さがあり、
ちょっとした《名探偵》のような気分になる。
子ども達に、がらくたおもちゃづくりや造型指導をしている
作者だけあり、
子どもだましではないユニークな遊び絵本になっている。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 凄みのあるタイトルだけど、実は・・・。  投稿日:2007/01/25
あくたれラルフ
あくたれラルフ 作: ジャック・ガントス
絵: ニコール・ルーベル
訳: 石井 桃子

出版社: 童話館出版
 ラルフはセイラの猫です。
ブランコのさがった枝を切ったり、
お父さんの大事なパイプでシャボン玉をしたり、
ご馳走に頭から突進したり・・・。
なんともすごい猫です。
ここまでくると、
痛快でなんだか自分もやってみたい衝動にかられるから不思議です。
どんなにあくたれでもセイラはラルフが大好きなのですね。
最後まで愛してくれる人がいるからこそ、
自由奔放にふるまえるのでしょうね。
弱りきったラルフを迎え入れるセイラの優しさにホッとさせられます。
ラルフの破天荒のあくたれぶりと、
セイラの真の強い愛情とのバランスがうまく描かれています。
鮮やかでモダンな絵も魅力のひとつですね。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 芽・・でるかなァ・・・・・・・・・・・・  投稿日:2007/01/25
ヒッコリーのきのみ
ヒッコリーのきのみ 作: 香山 美子
絵: 柿本 幸造

出版社: ひさかたチャイルド
 ヒッコリーというと、食いしん坊の私はすぐに、燻製を思い浮かべてしまう。
  (燻製のチップによく使われるので。)

子リスのバビーが、ヒッコリーの木の実をとおして、
自然と共存しながら暮らしていく知恵を身に着けていく様子が、
とても可愛く描かれています。

何といっても、子ども達にとって印象的な場面は、
バビーとお母さんが、穴をほって、
木の実をひとつずつ埋めていく場面でしょうか。
そして、『ヒッコリーの木とりすとのやくそく』
というフレーズもインパクトがあるようです。

我が家の三人娘達は、
《どんぐり集め》が大好きで、
秋になると、毎年、山のように集めていました。
この絵本を知ってからは、
そこに、《どんぐり隠し》の行事が加わりました。
「どんぐりの木と、○○とのおやくそく〜♪」
と、勝手なメロディまでつけて。

男の子だって、
おやつにだされた《小魚のおかしについているピーナッツ》を、
こっそり埋めてました。
「ピーナッツとぼくとのおやくそく!」とか言って・・・・??
本当に、子どもって見ていて飽きませんよね!!
参考になりました。 0人

334件中 81 〜 90件目最初のページ 前の10件 7 8 9 10 11 ... 次の10件 最後のページ

児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ

全ページためしよみ
年齢別絵本セット