ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…？

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はじめてのクリスマス（偕成社）

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

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クッチーナママ

ママ・50代・東京都、女の子20歳　女の子17歳　男の子15歳

自己紹介: 母親になってよかったなと思うことの一つに、多くの素晴らしい絵本と出会えたことがあります。子どもを持つまでは知らなかった絵本の世界に、今は自分が一番どっぷりとはまっています。
今は学校図書館に勤務し、多くの本と格闘しながら、絵本ライフを楽しんでいます。

好きなもの: エッツ、ハッチンス、センダック、マックロスキー、バーニンガム、ベスコフ、フランソワーズ、リンドグレーン、バーバラクーニー、クエンティンブレイク、長新太、かがくいひろし、中川李枝子、五味太郎、せなけいこ、松岡享子、たかどのほうこ、柳原良平、安野光雅。

ひとこと: ２０１１年の１０月からこちらでレビューを書き始めました。 それから約10年… ２０２１年４月投稿レビューは5000を超えました。 こんなにもたくさんの絵本と出合えたことは、私の財産です。 子どもたちは大きくなり、絵本を卒業してしまいましたが、私は絵本の魅力にどっぷりとハマり、今は自分のために絵本を開いています。

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クッチーナママさんの声

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しゅっぽっぽ　

投稿日：2024/10/22

さんぽっぽ
	作: たなかしん出版社: パイインターナショナル

たなかしんさんのかわいくて優しいイラストが好きなので、こちらも読みたいと思いました。
はとの運転士さんが「しゅっぽっぽ」と歩きながら野原を進みます。てんとう虫やかぶと虫、かまきりなどが鳩の背中や頭に乗車し、ギュウギュウ詰めになって……。
なんとものんびりとしていて和みます。「しゅっぽっぽ」と声に出して読むと、リズムカルで楽しい気分になりました。

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中国の神話に登場する神または怪物　

投稿日：2024/10/22

こんとん
	文: 夢枕獏絵: 松本大洋出版社: 偕成社

なにも描かれていないようにも見える表紙の、ただならぬ雰囲気に惹かれ、手に取りました。
中国の神話に登場する神または怪物「こんとん」を元にした作品とのこと。
誰でもないから、何にでもなれる「こんとん」。いつも空を見上げて笑っている。
哲学的で、読む人に捉え方を委ねてくれる作品かなと思いました。読むたびに違った印象を受けそうなおはなしです。

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繰り返しが楽しい物語　

投稿日：2024/10/22

このねこ、うちのねこ！
	作: ヴァージニア・カール訳: こだまともこ絵: ヴァージニア・カール出版社: 徳間書店

カラフルなイラストに惹かれ、手に取りました。
７軒しか家のない小さな村で、１匹の猫にそれぞれ違う名前をつけて、みんなで可愛かっていました。
そんなある日、ネズミが増えすぎて困るので、「どの家でも猫を飼わなくてはいけない」という法律ができて……
どんどん長くなっていく名前と、面白い繰り返しが楽しいおはなし。
どこかで見たことのある絵だなと思ったら、『公爵夫人のふわふわケーキ』と同じ作家さんの作品でした。好きな絵本だったのでうれしかったです。

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夢があって伸びやかで　

投稿日：2024/10/22

帽子から電話です
	作: 長田弘絵: 長新太出版社: 偕成社

長田弘さんも長新太さんも大好きなので、これは読まなければ！と思いました。
小さめサイズの縦書きの本。絵本と言うよりは物語という感じです。
お留守番の時に電話がなるという、子供にとってはドキドキの場面からおはなしは始まります。その電話の相手が、なんとお父さんのしましまのあおい帽子で……。
夢があって、のびやかで、スケールも大きい。本当に素敵なおはなしでした。

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場所と歴史を旅する　

投稿日：2024/10/22

ようこそロイドホテルへ
	作: 野坂悦子画: 牡丹靖佳出版社: 玉川大学出版部

『おうさまのおひっこし』や『めいわくなボール』など、牡丹靖佳さんの描く、ちょっと不思議で繊細な美しいイラストが好きなので、こちらも読みたいと思いました。
オランダアムステルダムに実在するホテルの歴史が、ハツカネズミの物語とともに語られます。
その場所だけでなく歴史も旅している気分にさせてくれる作品。巻末の解説も興味深く、大人にもおすすめです。

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お疲れ気味の大人に　

投稿日：2024/10/22

森のささやきの標本室
	作: たなか鮎子出版社: エイアンドエフ

タイトルに惹かれてに取りました。
森の図鑑を読んでいたリリが、本の中の少女から「弟とはぐれてしまったから一緒に探して欲しい」と頼まれます。
森の音がオノマトペで表現されていて、まるで森の中に迷い込んだような気持ちになりました。
読んでいるととても幸せな気持ちになれる作品。癒し効果があります。
ちょっぴりお疲れ気味の大人の方におすすめです。

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大人っぽく、繊細で、リッチ　

投稿日：2024/10/22

クリスマスのまえのばん
	詩: クレメント・クラーク・ムーア絵: リスベート・ツヴェルガー訳: 江國香織出版社: ＢＬ出版

クレメント・ムーアの「クリスマスのまえのばん」は、たくさんの有名作家さんがイラストを描いていて、いろんな作品があるので、読み比べて楽しんでいます。
こちらはツヴェルガーの作品。江國香織さんの訳と相まって、大人っぽく、繊細で、美しい仕上がりです。
ところどころに金色が施されていて、リッチな雰囲気も。
大人へのクリスマスプレゼントにも向いてると思います。

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引き寄せられるように　

投稿日：2024/10/22

おばきゃー！
	作: 藤本ともひこ出版社: 世界文化社

赤ちゃん向けのおはなし会で読まれていました。
黒い背景に白とピンクがとても映えます。
おばけどこどこ？と言いながらページをめくると、「ここだよ！」とかわいいおばけが現れて……。
赤ちゃんたちが、引き寄せられるように絵本に近づいていたのがかわいかったです。
「きゃー」となるところも、全然こわくなくて楽しかったです。

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シリーズで読みたい　

投稿日：2024/10/20

おねえちゃんって、いっつもがまん！？
	作: いとうみく絵: つじむらあゆこ出版社: 岩崎書店

タイトルに惹かれ、手に取りました。我が家の長女にも、「小さい頃いっつも我慢させてたな」と反省することがあったので。
お姉ちゃんの運動会なのに、お母さんは妹の好物のおいなりさんをお弁当にしようということになり……というおはなし。
おはなしが終始明るい雰囲気だったので、読みやすくて安心しました。
こちらはステップファミリーのお話で、シリーズでたくさん出ているようなので、他の作品も読んでみようと思いました。

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ハロウィンの頃に　

投稿日：2024/10/20