なんて寛大な・・・
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投稿日:2006/03/07 |
日曜日、家族でピクニックに行く日の朝です。
お弁当やら荷物やらの準備で忙しい中、
あやこがお手伝いをしてくれますが・・・
お話的にはとても現実的。
どこの家庭にでもありそうな日常の一コマです。
林明子さんの絵が好きで買いました。
おかあさんの「お手伝い」でお弁当をつめたり、
おとうさんの「お手伝い」にかばんを閉めたり、
みんな失敗に終わります。
挙句の果てに出かける寸前に転んで服をよごしたり、
とてもじゃないが怒らずにはいられません。
ウチならば「もうピクニックなんか行かなくていい」
と泣きじゃくる娘にお説教するところです。
でもあやこのおとうさんもおかあさんも、
まったくしからないんです。
あやこの「お手伝いしたい」と言う気持ちを
考えればしかってはいけないと思いますが、
現実的にはどうでしょう。
こんな寛大な心を持ってる方はいらっしゃるのでしょうか。
これを読んだときは
「できもしないことをすることは
お手伝いじゃなくてただのいたずら。
お手伝いって言うのはね、
できることをすることだよ。
ちゃんとお手伝いしてれば、
あやこちゃんはもっとはやくお出かけできたよ。」
とあやこちゃんを反面教師にしてしまいます。
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なぜか 抜けるとうれしい
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投稿日:2006/03/03 |
たわいもないストリーですが、
猫が手伝ったりする場面では
ぬいぐるみを持ち出してきて
一緒にひっぱっています。
最後に抜けたときには
とても満足そうです。
公園にいっても、木の根っこをみつけて
「うんとこしょ どっこいしょ」
と、お友達とまねしたりしています。
別段「かわいい」と言えるような絵では
ないと思えますが、そのシンプルさが
かえってあきがこない理由なのかもしれません。
忘れたころに持ってきて「読んで」をせがむ、
ヘビーローテーション入りしてます。
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異形の者
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投稿日:2006/03/02 |
ウチの娘、女の子らしくお雛様やお姫様も
大好きなんですが、
なぜか
・恐竜
・竜、ドラゴン
・お化け
・鬼
・ゴジラ
といったものも大好きなんです。
その大好きな鬼が出てくる絵本。
最後に鬼の名前を言い当てるシーンで
「おにろくっ!」
と大工が叫ぶのですが、そこを
「ゆめろくっ!」
と娘の名前に変えて叫ぶと、
「パパろくっ!」
と叫び返してきます。
「やまなしもぎ」もそうでしたが
やっぱり日本の昔話って味があって
どこか安心して読んでいられるので
大好きです。
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あかりをつけましょ ぼんぼりに〜
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投稿日:2006/03/02 |
ウチの娘は「お雛様」や「お姫様」が大好きで、シンデレラ
なども好きですが、このお雛様も大好きです。
ひとりで遊んでいるときなど、シーツやタオルなどの
布を体に巻きつけてお姫様ごっこや何かをボンボリや
金屏風に見立ててお雛様ごっこをしています。
その時はお内裏様代わりに1メートルぐらいのスヌーピー
のぬいぐるみに同じように布を巻いたりして仲良く
座っています。
この本でも、かわいいお雛様が出てくると、
「きれいなお洋服だねー」
とはしゃぎます。
左大臣を見つけては
「白酒のんで酔っ払ってるー じいちゃんみたい」
と笑っています。
「上手」とは言えない絵かも知れませんが、
なんかほのぼのしていていい雰囲気です。
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来るんじゃねー 渡るんじゃねー
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投稿日:2006/03/02 |
もし自分に「絵の才能」がもらえるんなら、
こういう「勢い」のある絵が描けるようになりたい、
と思わせてくれる絵です。
絵は下手な方ではないんですが、
細かいデッサンがあーだこーだ言わずにさっと書く、
というのは苦手です。
この絵を見ていると「『天が与えた才能』てこういう
事をいうんだろうなー」と考えてしまいます。
お話の方も、小難しい説教じみた事がない、
「でっかいヤギがトロル(西洋の小鬼)をやっつける」
といういたって単純なもの。
その単純さゆえか、結構小さい子供でも食いついてきます。
自分が読む時はトロルの所はすごい低い声で
「誰だー 俺様の橋をー」と読むとウケます。
逆に小さいヤギのがらがらどんのところをか弱そうに
読むのが難しいです(裏声とかが苦手なんです)。
昔、NHKの人形劇でこのがらがらどんをやっていました。
トロルがすっごい低い声で
「来るんじゃねー 渡るんじゃねー」
と歌っていましたが、それにはさすがに
こどもも怖がってました。
なぜこれが名作なのか、うまくは説明できませんが、
いつでも、何回でも、読んであげられる絵本だということは
間違いありません。
これで感想もおしまい。
チョキン パチン ストン
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日本の昔話はいいなー
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投稿日:2006/03/02 |
はまります。
ゆけっちゃ とんとん
といった味のあることばに
「やっぱり日本の昔話最高」と思ってしまいます。
公園などに遊びに行った時でも、
「向こうの滑り台に行っていい?」
と聞かれたら、
「ゆけっちゃ とんとん」
と答えてあげて下さい。
笑いながら走って行きます。
絵・文章共に、千代の富士の取組みのような
「王道」が感じられます。
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好きだから一緒にいたい
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投稿日:2006/03/02 |
ほのぼのとしていて、
なのに結構リアルな、
ちょっと抑え目の色彩、
と、原色パッキリが結構多い絵本の中で、
独特の雰囲気もあり、
素敵な絵本だと思います。
白いうさぎと黒いうさぎが結婚する。
それだけのお話ですが、
小さい子供にも
「好きだから一緒にいたい」
という気持ちがわかってもらえると思います。
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絵:2割 文章:10割
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投稿日:2006/03/02 |
絵本だから絵が重要なのは当然ですが、
やっぱりことばも大事だと思わせてくれます。
これは文章というより「詩」ですよね。
娘がまだ小さい時、
着替えがうまく出来なくて、
ボタンかけに手間取ってかんしゃくをおこしそうなときに、
「いちばんぼたんとおりゃんせ」
と歌いながらはめてあげると、
ご機嫌を直してニコニコしながら
がんばって自分でボタンをはめていました。
大人も子供もすっと口ずさめるような
心地よいリズムが最高です。
小さな子供でも、大きな子でも
幅広い年齢を対象に出来る本だと思います。
絵:2割 文章:10割
と書きましたが、
決して絵がだめなわけではありません。
ただ、あまりに詩のリズムのすばらしさに
押されてしまうのです。
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大人にはなつかしいかな
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投稿日:2006/03/02 |
林 明子さんの絵のよさは、
もう口にする必要は無いでしょう。
背景まで遊び心で埋め尽くされていて、
それを見ているだけでも楽しめます。
お話については私的にはすごく懐かしい、
「昭和」のにおいでいっぱいです。
おじさんの乗ってる自転車、
街角のお店屋さん、
店先の公衆電話、
走ってくる車、
牛乳の入った冷蔵ケース、
みんな子供のころに見た事有るような
気持ちになってきます。
父の貯金箱から10円玉を何枚か盗んで、
よくかよったあの駄菓子屋、
まだあるのかなー。
そういえば自分の初めてのお使いは
父から買いに行かされたマイルドセブンでした。
子供にはマイセンとセブンスターの違いがわからず
よく間違えてました。
これを読み終わってから娘に
「ひとりで○○までいける?」と聞くと、
「えー まだ小さいから行けないよー」
と答えます。
まだ3歳ですから。
娘の始めてのお使いはいつになるのだろう。
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自分の子供のころを思い出します
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投稿日:2006/03/02 |
夜、トイレに行きたくても真っ暗でとても怖かった。
距離にしてほんの数メートルだがトイレに行く事が出来ず
そのまま寝てしまい、結局おねしょをしてしまった。
2つ離れた兄にいつも泣かされていた。
けんかしても絶対に勝てなかった。
あのころのぼくにラチがいてくれたら、と思うと同時に、
娘のラチになってあげたいとも思った。
でも娘は自分のラチを自分で探すだろう。
会社員になった僕には今でもラチが必要な時がある。
ポケットに入ってるかな、僕のラチは。
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