新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

  • 笑える
  • 盛り上がる

TOP500

ルートビア

ママ・30代・宮城県、男5歳

  • Line

ルートビアさんの声

717件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ
自信を持っておすすめしたい 方舟  投稿日:2006/10/25
おばあちゃんのはこぶね
おばあちゃんのはこぶね 作・絵: M.B.ゴフスタイン
訳: 谷川 俊太郎

出版社: すえもりブックス
そっと、抱きしめたくなる絵本です。

ゴフスタインの絵本は、どれもそうなのですが、
言葉遣いが、実に詩的。
読んでいると、言葉が心に堆積してきて、静かに光るような気がします。

特に、この絵本は静かで、柔らか。
いつまでも大切に持っていたい、と思わせるような絵本です。

90年前、私が子供だったとき、とおばあちゃんは話し始めます。
父が方舟を作ってくれたことを。

ーノアと動物たちを作りながら、父は楽しそうだった。
自分が大きくなるにつれ、父は動物を増やしてくれた。
遊ぶのは本当に楽しかった!
結婚したとき、夫はからかったけど、私は覚えている。
どんなに大切に彼が方舟を家まで運んでくれたか。
私は生まれた子供たちにノアの話を教えた。

シンプルな絵と、短い文章ですが、
読んでいると感極まります。

ーみんないなくなってしまったいま、
はこぶねはおもいででいっぱい。

ーよろこびとかなしみはにじのよう
それがわたしをあたためてくれる
おひさまのように。

喜びと静けさと淋しさと。
そして、やはり温かさが読み手に伝わります。

また、私と人生を共に歩む本が増えました。
参考になりました。 2人

自信を持っておすすめしたい くりちゃんの愛らしさ  投稿日:2006/10/16
くりちゃんとピーとナーとツー
くりちゃんとピーとナーとツー 作・絵: どい かや
出版社: ポプラ社
私はくりちゃんの大ファンなので…
(あのちっさい手足も、困ったときの表情も、おしりにちょんと付いてるしっぽもだーい好き♪)
ああ、今回も評価の星大セールになってしまうかも…
と、ちょっと気を引き締めて読んでみました。

いけません。いけません。
あれだけクールに平常心で読む…と決意したにもかかわらず、
もう心はハートでいっぱい。
なんで、こんなにかわいいの、くりちゃん。
必死になって考えます。
くりちゃんが、こんなに可愛くなかったら、この絵本はどんなお話? どんな絵本?
目をああしてこうして、口をこうしてああして…可愛くないくりちゃんにして、お話を読んでみたら…
ああ…やっぱりだめです!
あの愛らしいくりちゃんが、頭いっぱい。もう消すことが出来ません。
おまけにこの絵本では、くりちゃんの、これまた愛らしいいとこたち、ピーとナーとツーが出てくるのです。
いたずらっ子、と思いきや、この子たちはすっごくよく出来た子!
思わず隣にいるわが子と比べてしまいました。
(まあ、これはこれで、かわいいんだけど…←親ばか)

お話としては、どいかやさんらしい、ほんわかムードの絵本です。
現在では、くりちゃんの絵本は三冊出版されているようですが、
ぜひぜひ、もっと続きを読んでみたいですね。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 少し肩透かしかな?  投稿日:2006/10/16
はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ
はらぺこおおかみと7ひきのこやぎ 作・絵: トニー・ロス
訳: 金原 瑞人

出版社: 小峰書店
古くから伝わる童話を、現代テイストの味付けにしたり、
主人公視点から、悪者視点に変える絵本がたくさん出版されています。
結構面白いものですよね。
今回は、こちらの、おおかみと7ひきのこやぎをベースにした絵本を読んでみました。

おおかみくん、こやぎたちに家に入れてもらえず、結構涙ぐましい努力をします。
歌の先生について習ったり、絵描きにつめを塗ってもらったり、しっぽを歯医者で矯正してもらったり。
なんだか、いちいち手間隙かかっていて、日が暮れそうなかんじもするのですが。
これに比べると初代の?おおかみと七匹のこやぎは、あまり工夫がないように思えますね。
大変面白いながれです。

けれど、読み終えて、息子が言った一言。
「おなかじょきじょきしないんだよねえ…」
この童話で、一番印象に深いシーンが描かれていなかったのは、
やはり子供たちには残酷だと判断したのでしょうか?
確かに、この部分はあまりに残虐すぎて、親も躊躇するかもしれませんが、
コレに比べると、尻っぺたをけっとばすのは、あまっちょろいような気がしてしまいました。
おなかを切っても、ユーモラスなところを見せてもらえれば、もっともっと面白かったかもなあ…(難しいかな?)
それまでの流れが大変に面白かったので、少し、肩透かしな気もしてしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 兄妹  投稿日:2006/10/15
まめうしとひめうし
まめうしとひめうし 作・絵: あきやま ただし
出版社: PHP研究所
まめうしくんのお家に、小さなアイドルがやってきました。
その名もひめうしちゃん。
まめうしくんの、妹です。

「お兄ちゃんになるのよ」と言われて、大慌てのまめうしくん。
とまどいが、夢の中まで現れます。
おもしろーい!!
うちの子供も、実は昔と違って、「弟妹」いらなーい、と言っているのですが
(弟欲しいといってたころが嘘のよう…)
まめうしくんみたいに考えてるのかしら?

やってきたひめうしちゃんは、想像に反して、小さくてとってもカワイイ。
新米お兄ちゃんのまめうしくんは、一生懸命面倒を見ます。
でも、時には自分を押し殺して、妹の為に働かなくてはならないことも…

まめうしくんの奮闘ぶりには、心を動かされます。
まめうしくん、なんて、いい子!
そして、兄弟って、本当にいいな…と思う絵本です。
私も、二人兄妹の妹だったのですが、
兄は結構、こんな思いをしたのかなあ、と感じてしまいました。
妹って、結構気楽だったのかも。
兄に対して今頃引け目を感じる私ですが、
まあ、出来の悪い私は、出来のよい兄といつもくらべられていやーな思いもたまにしたので、
あいこってことにしておきましょう!
参考になりました。 0人

ふつうだと思う トゲトゲ  投稿日:2006/10/15
トゲトゲ
トゲトゲ 作: マツザキヨシユキ
絵: はしもとみお

出版社: 新風舎
なんとなく思うことなのですが、
「自分探しの絵本」や「アイデンティティについて」って、テーマの絵本、多いですね。
昔からなのか、最近からなのか…
でも、これは上手に表現してくださらないと、
単なる独りよがりの自分語りになってしまう可能性もあると思います。

体にたくさんのトゲを纏っているトゲトゲ。
彼は旅に出ます。
目的地はどこかって?
それはきっと、トゲトゲ自身にも分からなかったのです。

この絵本はちょっと風変わりで、作者のいいたいことが今一歩みえないところがあります。
(私だけかもしれませんが)
けれど、旅の中で、トゲトゲが、自分のトゲを欲しがるままに、他の生き物に分け与えるところが、結構ユーモラスです。
どんどん減っていくトゲ。
最後に、トゲトゲは…何になるのでしょう?

正直、私はこのお話に乗り切れませんでした。
何かの比喩なのだろうな、と思いましたが、
明確に、何の比喩なのかは思いつくことが出来ませんでした。
頭が固いからかしら?
でも、なぜか忘れられない、印象に深い、そんな一冊でした。
時間をかけて、何度も読んでいると、評価が変わってくるかもしれません。
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う マンガの面白さ?  投稿日:2006/10/14
ふしぎのおうちはドキドキなのだ
ふしぎのおうちはドキドキなのだ 作・絵: 武田 美穂
出版社: ポプラ社
ああっやっぱり途中で、コマ割りが出てきましたか!!
武田さんのお作は、結構マンガのようなコマ割りのある絵本があることを知ってはいましたが、
ペラっと2.3回めくったところが、たまたま、マンガじゃなかったので、借りてきたんですが…
この絵本は、やっぱりコマ割り絵本でした。
というわけで…やっぱり読み聞かせがしにくいんです。

でも、やっぱりこのおばあちゃん、味がある。
読み聞かせはしにくいけど、面白いです。
面白いけれど、これはやっぱり、マンガの面白さ、かな?
絵本としては、ちょっと評価がしにくいですね。
お話としては、怖い怖いと思ってるから怖いんだ、という主人公の出した結末を、
するりとひっくり返してくれるというわけで、
コマ割りさえなければ、結構うちの子供のような、園児ぐらいの子にも理解しやすく楽しめる内容だとは思うのですが。
マンガに慣れた小学校ぐらいのお子さんはどう思うかしら、と考えてしまいました。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい ファイト!  投稿日:2006/10/14
じてんしゃにのれたよ!
じてんしゃにのれたよ! 作: 国松 俊英
絵: 長谷川 知子

出版社: ポプラ社
うちの子供は、実のところ、あまり運動が得意でない。
はい、親たる私も運動神経が大変鈍く、
逆上がりは、生まれてこの方、一度も出来たためしがない。
ダンスも、団体球技も、致命的に苦手。
ああ…きっと、数多くの挫折をこの子も味わうんだろうなあ…
と本当に余計なお世話!と本人には言われそうな心配を今からしているのです。

そんな子供が、自転車の補助輪をはずすことが出来ました。
本人も結構喜んでいるので、
それでは、大いに寿いで、もっと成功体験を満喫させてやろう、とこの絵本を読むことにしました。

主人公のひろしは、小学校一年生。
クラスで一番のチビ。
かけっこは遅いし、ボール遊びも下手だ。
自転車も、コマなしでは乗れない。

お友達にからかわれるひろし。
がんばって、練習するけれど、なかなか思うように自転車は走ってくれない。

読んでいくうちに、顔が真顔になりました。
ひろしは何度か挫折します。
お父さんも手伝ってくれますが、そのお父さんが、練習がきっかけで、怪我を負ってしまいます。
責任をかんじるひろし…
そして、ますます自転車からは遠ざかります。

少し重い絵本です。
運よく、ほとんど転ぶことなく、うちの子供は数日で自転車に乗れるようになりましたが、
このひろしのような経験は、これから別のケースで、山と待っているのでしょう。
でも親はほんの少しサポートしてあげられるだけで、
大方は見ているしか出来ないのでしょうね。
読んでいる親もちょっぴり切なくなる絵本でした。

だからこそ、最後、友達と練習を再び始めるひろしの姿には、
力をこめて、応援したくなりました。

自転車乗れるようになって、よかったね!! ひろしくん。
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい 哲学  投稿日:2006/10/14
ぶらぶらばあさん やまからうみへ
ぶらぶらばあさん やまからうみへ 作: 馬渕公介
絵: 西村 繁男

出版社: 小学館
ぶらぶらばあさんの続編です。

この絵本は、少し哲学じみていますね。
正直、親である私も、ううむ、これはどう解釈してよいのやら、と迷う謎なお話もあります。
これは何かの例え話かしら、と少し胸が痛くなるお話もあります。
でも、子供はやはり、ぶらぶらばあさんのインパクトだけで充分楽しめるようですね。
その中でも、「フンたろう ときめく」のすごさは、度肝を抜かれるものがあります。
うちの子供は男の子で、「○○○」の連呼には慣れているので、つい大声でゲラゲラ笑ってしまいました。
だって…あんなに綺麗な女の子のあだなが…いえいえ、これはやはり、伏せておきましょうね。
げんなりするか、大笑いするか…さて、あなたはどちらですか?
参考になりました。 0人

自信を持っておすすめしたい わがままなのは、あなただけで充分です!  投稿日:2006/10/14
わがままろぼっと
わがままろぼっと 作・絵: 和歌山 静子
出版社: 童心社
うちの息子は、いたずら者の出てくる絵本が大好き。
自分でもやってみたい。でもやると怒られることは、実体験からよく分かってる。
でも絵本なら大丈夫!!
なんとなく、カタルシスじみたものを感じます。

さあ、このお話はどうでしょう?
やっぱり大うけ!
「わーるいー」と言いながら、げらげら笑う息子。
我が家では、たまに音読をさせますが
(母が読むのがめんどくさい時に…)
ぶつぶつたいてい文句いいます。
「お母さんが読んでー!!」
でも、この本は、いわれなくても自分から音読してゲラゲラ笑っていました。
主人公の男の子の気持ちも、よく分かったようです。
自分でも、こんなわがままロボットが欲しくなったのではないでしょうか?
でも、いっときますが、母はいやですよ。
わがままなのは、一家にあなただけで充分です!
参考になりました。 0人

なかなかよいと思う 残念!ちょっと年齢オーバーかな?  投稿日:2006/10/14
ぞうって、こまっちゃう
ぞうって、こまっちゃう 作・絵: クリス・リデル
訳: たなか かおるこ

出版社: 徳間書店
この絵本は、図書館で、親も子も笑って楽しめる絵本として紹介されていました。
表紙一面に描かれた象。これはさぞかし面白いのでは…とさっそく読んでみました。

大方予想のつく絵本だったようで、息子も、そして私もそこまで笑えるお話ではありませんでした。
もう少し、息子が小さかった時なら、さぞかし受けたのでは、と思います。
ただ、二回目に、とんでもないいたずらをした息子に言い聞かせする時のように、オーバーに読み聞かせると、結構受けました。
参考になりました。 0人

717件中 51 〜 60件目最初のページ 前の10件 4 5 6 7 8 ... 次の10件 最後のページ

フランスの大人気絵本チュピシリーズ日本語訳登場!

出版社おすすめ


全ページためしよみ
年齢別絵本セット