毎日働ける幸せ
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投稿日:2006/09/17 |
掃除機のクリーナおばさんは、捨てられたことに憤慨して清掃トラックの中で文句タラタラ。「ごみじま」に到着しても、諦め顔の他の電化製品たちに対し、クリーナおばさんだけは眉毛がつりあがり、再就職を信じています。そんな電化製品たちを救いにきてくれたのが、カミナリおばさん・・
電気がかよった時の電化製品たちの絵は、とってもまぶしい。読んでいるこっちまでパワーをもらえます。
こどもは、「ほいよーっ!」という掛け声で、カミナリおばさんが飛んでいく場面が大好きで、ゲラゲラ笑っています。今のところは、環境問題よりも絵の迫力に圧倒されているという感じですが、こどもたちには、いつまでもクリーナおばさんのことを忘れないで欲しいです。
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カードをめくると気持ちが落ち着きます
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投稿日:2006/08/14 |
「6つの色」が兄妹とも大好きなので、今年の夏休みに、初めて戸田幸四郎絵本美術館に行ってきました。展示品ももちろん楽しめますが、子どもはお庭にあるカエルの噴水や、てんとう虫とへびの置物が大喜び。山の上から熱海の海が一望できる喫茶室は、大人が景色を満喫しました。
そして売店で出会ったのが、この「リングカード しきさい」です。47色のカードそれぞれに、色の説明とシンプルな絵が描かれています。
アンバー、エバーグリーン、スカーレット・・・今まで知らなかった色がなんと多いことか!
まだまだ私が一人の時間に楽しみたいので、子どもに渡すのは先延ばしにしています。
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女の人も働いています
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投稿日:2006/07/21 |
工事現場の一日が題材で、クレーン車、トラック、ミキサー車、ブルドーザー・・はたらくくるまが次々登場します。
息子が1〜2才の頃、普通の乗用車より、お仕事の車に惹かれていました。
乗り物の絵は、動きや早さを表現しようとするものが多いと思うのですが、この絵本の車は作業中とはいうものの、時間をとめたかのように静かです。車の向きも特徴がつかみやすように横からで、幼い子どものこういう方向からみたいなぁという気持ちを組んで描いてくれているような気がします。
外でさんざん働いている車を見てきた後、家でこの絵本をひらき、見てきた車を思いおこす。そして絵本の最後に描かれている順番にミニカーを並べる・・息子にとっては至極の時でした。
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なんで怖いのか分からなかったけれど。
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投稿日:2006/07/18 |
片山健さんの初期の作品です。私が幼稚園児のときに、怖いながらもよく読んでいました。
兄弟が森に散歩にでかけます。お兄ちゃんは、弟よりもかけっこが早いことを見せつけようとしますが、気づいたときには、薄暗い森の中でひとりぼっち。怖くて「おーい」ってよんだら、おばけがあっちからもこっちからも。
今読み返すと、やっぱり怖いです。おばけの顔は、よくみるとユーモラスでかわいい。でも、その表情がどのページも変わらないのが、不気味。
男の子の気持ちが自慢から不安へ、危機感から安心感へと変わっていく様子が、年月を経ても味わえます。
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表情もすき
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投稿日:2006/07/03 |
やさしい言葉のひびきも好きですが、私はおかあさん汽車と子どもの客車の表情が大好きです。
とくにトンネルをでたところがいいです。「しょうがないわね」といった感じで、お母さん汽車の目がたれているところ、トンネルから遅れてでてきた子がしょぼんとしているところ、そして真ん中の子が「早くおいでよ」といっているように、連結部分を手にみたてて誘っているのがかわいいです。汽車の窓が、目に見えるなんて!と気づいたときは感動しました。
汽車が駅につくと、ホームには人間の親子らしき人がいて、一人だけあわててやってきます。やっぱり最後の客車は、男の子だったのね(うちの子みたい・・)と思いました。でも人間のママは子どもを忘れてる?
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2、3歳の頃にはもどれないけれど
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投稿日:2006/06/27 |
うちではご無沙汰になっている絵本ですが、息子が2、3歳の頃、ほんとうによく読んでいました。最近、何がそんなにおもしろかったのか息子にたずねたところ、「跳ね橋の上を飛び越えるとき、炭水車がはずれて、なかの石炭が石炭船にうまく落ちたところ」と言っていました。
ちゅうちゅうが通り過ぎた後の人や動物の姿を、息子が大笑いしていた記憶があったので、私はそのことを言うのかと期待していたのですが。でもまたこの絵本を通じて、新たな思い出が加わりました。
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私にとっては不思議な絵本です
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投稿日:2006/06/18 |
ティモシーとサラのシリーズは、飾っておきたくなるようなかわいい絵本です。絵に注目がいき、セリフが多いので、話に気持ちがついていけないことも多いです。でも必ず心に残る箇所がでてくるので、どうしても手放せません。
この本では、おばあちゃんが自分が子どもの頃の写真を見ながら、「おばあちゃんは おばあちゃんだけど、このしゃしんの ころの きもちと ちっとも かわってないの・・」という部分。きっと他にも、同じような表現をしている絵本があると思いますが、なぜかこの絵本の言い回しにひっかかります。後にも先にも平坦な道を歩いているんだけれど、ひとつだけ石が落ちていて、それがいつまでも忘れられない、そんな感じの本です。
ちなみに子どもたちはそんな分析はしていないと思いますが、やっぱり期間をあけて、よくみています。
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食べすぎで、お土産はもういらない?
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投稿日:2006/06/13 |
車で出かけるときはいつも持っていく、兄妹が大好きな絵本です。娘はチョコレートの形と味が説明されているページを暗記し、コンベアからチョコレートが流れる場面で「これはトリュフ、これはヌガーかな」と確認するのが楽しいようです。
兄のほうは、機械のレバーを「早い」から「とても早い」に無意識に変えてしまうジョージを見て、「あ〜あ〜、やっちゃったよ」と言いつつも、やってくれて嬉しいというのが正直な気持ちのようです。
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神社の池をとり囲むいろいろな屋台
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投稿日:2006/06/07 |
夕方から夜にかけての、昔の縁日の風景を描いています。息子たちにはなじみのない店も多く、「チョコバナナのお店は?」「青い氷は?」などときかれ、苦笑しています。私の方は子どもに、「ひよこ屋さんのひよこは、オス50円、メス200円だけど、どうしてメスの方が高いと思う?」とたずねたり、お面屋さんのお面をみて、「昔のヒーローはね・・・」と自慢気に説明をしたりしています。
それにしても、背表紙の題材にもなっている幼い子がもつ紙の傘、私はとても懐かしくて、今もどこかで売っていないかなぁと思います。。
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ハワイの景色が素敵
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投稿日:2006/06/01 |
お客さんの望みの場所に運んでくれるエレベーター。うちでは、息子は汽車がおりた田園地帯、娘と私はイルカが跳ねるハワイの海にはまりました。
現実社会でも、行き先階ボタンを押すと「やーだよ」って応えてくれるエレベーターがあったら、その場が和みそう。もちろん、きちんと連れていってくれることが前提ですが。
カバーの「作者の好きなもの」の箇所を読んだら、あらゆる方面に興味をお持ちの方のようで、だからこそ、こんな想定外のお話がつくれるんですね。
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