新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

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やこちん

ママ・50代・兵庫県、女の子20歳

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やこちんさんの声

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自信を持っておすすめしたい 絵の迫力!!!  投稿日:2021/01/14
おろしてください
おろしてください 作: 有栖川有栖
絵: 市川 友章
編集: 東 雅夫

出版社: 岩崎書店
表紙を見ただけで
ぞわっとするくらい
見た目は直球の「怖い絵本」です。

ただ内容は、じわじわくるタイプの怖い絵本。

間違って乗った電車の乗客達の、
人の姿の下は
異形の姿が隠されていて・・。

その異形ぶりに(画力に)
電車に乗るたびに思い出して
嫌な想像をしそうです・・。
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自信を持っておすすめしたい マスクをとっても素敵  投稿日:2021/01/14
マスク
マスク 作: 福井 智
絵: 林 なつこ

出版社: 童心社
読み聞かせ用に
コロナ禍のご時世、
「マスクはエチケットだよ」と啓蒙しようと
タイトルで選んだら
ちょっと肩透かしでした。
発行年月日を見たら、コロナ前の本。
そりゃそうだよね。

ブタ鼻がコンプレックスのブタ君が
それを隠すためマスクを着用。
でも、その鼻は個性。
マスクをとっても素敵だよ・・というような
自信をもって自分らしく生きるという趣旨のお話でした。
これはこれでアリです。

コロナ前ならいいんだけど
お話の最後は、マスクを外してしまうので
いまはちよっと読み聞かせはできないかな・・。
残念・・。
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自信を持っておすすめしたい ほっこりと笑顔になれる(#^.^#)  投稿日:2021/01/10
ぼくはアフリカにすむキリンといいます
ぼくはアフリカにすむキリンといいます 作: 岩佐 めぐみ
絵: 高畠 純

出版社: 偕成社
たいくつなキリンの書く手紙を
たいくつなペリカンが配達し
みんなが幸せになるお話。

キリンが書いた手紙の届け先が
「地平線のむこうで最初に会った動物」
読み始めて
ええ?!大丈夫?!っと思ったけれど
うまくペンギンに届けることができたところから
物語が転がりだします。

アザラシ配達員や、クジラの先生など
魅力的なキャラたちは
みんな心優しく、相手を思いやる心を持っていて
読んでいて本当に、温かい気持ちになりました。
会ったこともないペンギンの真似をするキリンの様子に
ほほえましさも感じ
またその姿でペンギンに会いに行った際の
気まずい長い沈黙の後の
キリンの照れたしぐさが、手に取るように浮かび
キリンたちと同じく、くすくすと笑いがこみ上げます。

かわいくて暖かい、とてもいいお話です(#^.^#)
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自信を持っておすすめしたい みんなに読んでもらいたい  投稿日:2021/01/06
トンネルの森 1945
トンネルの森 1945 著: 角野 栄子
出版社: KADOKAWA
著者角野栄子さんの自伝的小説なんだと思います。

物語は、太平洋戦争がはじまり、終戦するまでの、
そう長くない期間のお話なのですが
そこに会った日常がどんどん変わっていくさまが
淡々とつづられています。

5歳で母を亡くした、主人公のイコ。
仕立て屋の祖母タカとの暮らし。
父の再婚相手(継母)の光子さんとの、
どこか他人行儀なもどかしい関係。
戦争に行ったが、体を壊して帰ってきた父セイゾウさん。
疎開先の友達で、同じ東京からの疎開っ子のカズちゃん。
森に潜んでいるのではないかという脱走兵。

戦争がなければこうはならなかったろうということが次々と起こり
それぞれの人生がゆがめられていく。
歯がゆい思いが伝わってくる。

主人公のイコ目線で書かれているが
私は、後妻の光子さんの気持ちを想像し、それがとても切なかった。
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自信を持っておすすめしたい 京野菜に京ことば  投稿日:2021/01/04
やさいのおにたいじ 御伽草子「酒呑童子」より
やさいのおにたいじ 御伽草子「酒呑童子」より 作・絵: つるた ようこ
出版社: 福音館書店
私の地元は、金太郎の伝説、大江山の鬼退治伝説があり
そのつながりで、この本を知りました。

鬼退治のお話が
疑似化された京野菜たちと、京ことばをまじえてつづられています。
祖母が京ことばだったので
話し言葉のところでは、なぜか
祖母の口ぶりが脳内再生され
とても懐かしい気持ちになりました。

オチのコンニャクイモの鬼がこんにゃくになってしまうところがツボでした。

伝統的なものを守っていきたいという気持ちが芽生えました。
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自信を持っておすすめしたい 人情あふれる  投稿日:2020/12/28
だんご屋政談
だんご屋政談 作: 春風亭 一之輔
絵: 石井 聖岳
編: ばば けんいち

出版社: あかね書房
古典落語『初天神』の改作にあたるこの作品。
親が子を見守る、大事さあたたかさが描かれた
人情味あふれる作品になっています。
大岡越前も登場し
いいスパイスになっています。

絵柄が
一旦描いた絵を切り取って重ねて、
立体に見せかけたように手法になっていて
ちょっとした人形劇を見ているようでした。

ほっこりしますよー(#^.^#)
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自信を持っておすすめしたい 覚悟を上回る、どっきり・・。  投稿日:2020/12/04
おいで…
おいで… 作: 有田 奈央
絵: 軽部武宏

出版社: 新日本出版社
ものすごい読後感というか
もう「びくっ」として、地肌がぞわわわーっと・・。

シリーズ名の「ぞっとする怪談えほん」に
心構えしてよみましたが
上回るどっきりです!!

最後のページは、いわずもがなですが
そこにたどり着くまでの、こまかな描写(書き込み)にも
煽られます。
とても計算されているんでしょうね・・。

期待以上、想像以上
とにかく怖いものが読みたいときは、究極の一冊になるでしょう。
参考になりました。 1人

自信を持っておすすめしたい 発電所が「ねむる」  投稿日:2020/12/01
発電所のねむるまち
発電所のねむるまち 作: マイケル・モーパーゴ
絵: ピーター・ベイリー
訳: 杉田 七重

出版社: あかね書房
タイトルの「発電所がねむる」って何だろうと思いながら読みました。

発電所は原子力発電所のこと
ねむるというのは、稼働を終えた原子力発電所が停止状態のたとえのようです。(あとがきには「廃炉作業中」とありました)

物語は架空のようですが、原子力発電所は実在するもので
そして今は、新原子炉による、再開発プランまであるようです・・。

何かの資料で、2000年初頭に廃炉作業に入った原子力発電所の
解体完了の目途が、2120年と記載されたものを見たことがあります。
福島原発にしても、その廃炉の道のりは、技術とともに未知数です。

本作の中での
「用済みになった、放射能に毒された建物は、コンクリートの墓で覆っておくしかない」という、言葉が
とても重く響きます。

原子力発電は、CO2を出さないなどといったある側面では魅力的な技術なのかもしれないが
廃炉のことを考えると
今の人間には、制御しきれない「過ぎた技術」なのかもしれないと思わされました。

失ったものは取り戻せないけれど
失ったものかに学ぶことはできる・・・

おだやかな自然の描写とともに
人々に何かを突き付けてくるような一冊です。
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自信を持っておすすめしたい なんて表情豊かなの!!  投稿日:2020/11/25
せんをひく
せんをひく 言葉: 砂岸 あろ
線: 大倉 侍郎

出版社: 福音館書店
毛筆の線が上から下に描かれる様子に擬音が付いた本です。
娘が赤ちゃんの時
この手の擬音絵本がすごく好きで、よくよみました。
擬音好きな娘は高校生になりましたが
いまでも音には敏感です。

さて、久しぶりの擬音絵本。
音の楽しさばかりに耳を奪われていた親子ともどもの幼い日から
時を経て
じっくりと見てみると
なんと毛筆の表情豊かなこと!!
白と黒のコントラストも美しく
久しぶりに墨をすりたくなりました。

墨の香りがにおい立つような
奥深い一冊です。
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自信を持っておすすめしたい お母さんにそっくり  投稿日:2020/11/25
りすのあかちゃん
りすのあかちゃん 作: 高野けい子
絵: 花房 葉子

出版社: 福音館書店
りすに赤ちゃんが生まれました!
だれもまだその赤ちゃんリスに会っていません。
どんな赤ちゃんなんだろう・・。
ひとり、ふたりと森の動物たちが見に行き
語られる赤ちゃんの姿。
その断片的な情報がパズルのようになって
まるで推理もの・・。
その実態は!!!!
おかあさんそっくりの、かわいらしい赤ちゃんでした!!

読み聞かせすると、そのじらし具合に
否が応でも、もりあがります!!

輪郭線がはっきりした絵なので遠目もきき
なかなかお勧めです(#^.^#)
参考になりました。 0人

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