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落語家気分
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投稿日:2017/06/12 |
落語絵本なんですが
とても校正が「落語」しているので
かたりべの力量が問われそうです。
欲深い船頭と浪人の船の上でのやり取りは
緊迫感のある会話の応酬で
読み手自身も、どんどんと熱くなってしまいそうです。
これだけ緊迫させといて
最後は夢オチなんですが
その落差がまたいい!!
声に出して読んでみたいっっと思わせる一冊です。
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不思議な世界
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投稿日:2017/06/12 |
落語絵本です。現代は「抜け雀」
絶妙な言葉遊びが楽しい一冊です。
東海道を「かご」で行く時代設定ですが
絵の雰囲気により、不思議感満載です。
一時代昔のゲームの画面のような荒いドット調で
なんだかお話がとてーも軽い感じです。
かるーい言葉遊び要素があるので
むしろこの雰囲気がいいのかもしれませんが・・。
ドット調の中
肝になる屏風絵が墨絵調なのが
いい塩梅です。
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ノリツッコミの世界
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投稿日:2017/06/12 |
娘とワクワクしながら読みました。
それほど期待が大きかったのです・・が
読んでみて・・・ふたりで
「なんだこれ???」
面白いネタなんだろうけれど
ノリツッコミのテンポが合わないと
全然掛け合いが面白く聞こえてこないので
これは読むのも・・そして聞くのも、難しいみたいです。
やっぱり漫才は漫才で見た方がいいと思います。
絵本だと、音声・画像より、ずっと限られた情報量だし
読み聞かせた場合などでは
読み手によってのニュアンスの違いで
意図しない仕上がりになってしまうと思います。
文以外の、効果音的活字もいっぱいあって
どれをどのタイミングで、どんなスピードと間で読めばいいのか・・。
答えは一つではないのだろうけれど・・
関西人の親子でさえもとまどう仕上がりの本です・・ごめんなさい。
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天かける壮大なものがたり
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投稿日:2017/06/12 |
壮大なストーリーと
赤羽末吉さんのやはり壮大な絵が、とてもマッチしています。
桃太郎のようなかぐや姫のような・・なんだかいろいろな昔話のエッセンスを感じます。
主人公サンが、竜の兄弟げんかでできてしまった天の裂け目を繕うために奮闘するところは
それはそれは壮大で
読みながら、とても浮遊感を感じます。
嫁とりのシーンには、繰り返しパターンもあり
昔話の王道のような名作です。
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和洋折衷の美しい絵
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投稿日:2017/05/21 |
表紙の和装にも見える黒髪の女性が
主人公の「まほうつかいのむすめ」です。
魔法使いというちょっと洋物っぽい響きなのに
娘がアジア系???
タイトルの前に
「地球を半周飛んでやってきた私たちの娘のために」とあります。
どうもこの絵本は、とても個人的な目的で描かれたように感じ
その気持ちのまま読み進めました。
名前も与えられず、幽閉され、でも何不自由なく育てられた娘の悲哀がつづられています。
ラスト、本当の家族に出会うのですが
人が満たされた気持ちで心豊かに暮らすのには
物で満たされるだけではだめなのだと強く感じました。
娘のセリフが印象的です。
「まほうつかいは、ありあまるほどのものをくれました。けれども、愛と自由だけは与えてくれなかったのです」
訳者のあとがきには
この本が、作者がベトナムから迎えた養女のために書いたとかかれていました。
それゆえに、ちょっと多国籍なタッチの絵なのですね。
1ページ1ページが本当に美しいです。
そして、迎えた養女をとても愛している里親の心があふれています。
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きれい(うっとり・・)
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投稿日:2017/05/16 |
表紙がとてもロマンチックで美しく
数ある美女と野獣の本の表紙のなかでは
一番、私のイメージ通りなんです。
1週間ほど前に、話題の実写版・美女と野獣の映画を見たところで
新鮮なイメージを胸に抱きながら読みました。
この本の中の野獣は、常に紳士的で、
主人公ビューティー(ベルじゃない・・)を脅したりする場面はありません。
また、ガラスケースに入った1本のバラが枯れていくようなシーンもなく
ただただ愛される・甘やかされる喜びに浸る
お姫様心いっぱいの、甘ーい一冊です。
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しっかりしたお話
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投稿日:2017/05/14 |
「いなばのしろうさぎ」はいくつか読みましたが
お話の展開がとてもしっかりしています。
因幡の国が鳥取県であるということを
序盤にさらりと示しているところが
とても好感が持てました。
そして
兎が数比べを餌にサメたちを並べるまでの
兎の事情(嵐で流された)など
丁寧に描写されています。
この本のお話に一番ひかれたところは
兎を単なる「浅はかで、他人をだますずるいやつで、ばちが当たっただけ」という描写にとどめず
がまのほが薬になることを村人に教え
感謝されて、神様として祀られるというところまで描かれているところです。
読後感がとてもよかったです(#^^#)
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わに
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投稿日:2017/05/06 |
因幡の白兎でウサギを痛めつけたのは、さめだと思っていましたが
この本では、わにになっています。
あとがきにもありましたが、本来「わにざめ」というサメだという説が自然だが
そもそもがありえない話だから
熱帯のワニにしてみたとのこと・・。
このワニそして、ウサギ
ほかにも、鷹や亀など、いろいろ動物が出てきて
それぞれの目にすごい力がある絵が印象的です
最後は、神様がお姫さま(お嫁さん)をもらうという話に落着してほっこり。
ちょっと枝葉の話を盛り込みすぎな「因幡の白兎」ですが
味のある作品です。
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コウテイペンギンの生態
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投稿日:2017/05/06 |
いもとようこさんの本なので
ふんわりしたイメージの本かと思っていたら
しっかりしたペンギンの生態の本でした。
コウテイペンギンが夫婦になって、卵を産み、育てていく過程が
丁寧に描かれています。
過程においてずっと流れている
夫婦お互いを、子供を、仲間を、愛する心を
極寒の地に生きるペンギンたちの
過酷な条件下においても、生きようとする強さとともに感じることができる一冊です。
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あぁぴったり
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投稿日:2017/05/06 |
忠犬ハチ公のお話の絵本バージョンです。
いもとようこさんの可愛らしい絵で
もう、ハチの可愛さ全開です。
なので、わかっている悲しい結末に向けて
もう、いじらしさが何倍にも迫ってきます。
悲しいラストですが
上野先生に愛された日々が
その後のハチを支え続けていたのではないかと思うと
ハチは幸せだったのではないかとも思いました。
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